タイトル等
遠山霜月祭の世界
-神・人・ムラのよみがえり-
会場
飯田市美術博物館
会期
2006-10-01~2006-11-05
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料
大人500(400)円 高校生300(250)円
小中学生200(150)円
主催者
飯田市美術博物館
文化庁《重要文化財等公開促進事業》
概要
昨年の10月1日に、飯田市・上村・南信濃村が合併して新しい飯田市が誕生しました。
合併一周年を記念して開催するこのたびの展覧会では、「遠山の霜月祭」(重要無形民俗文化財)の内容を紹介するとともに、湯立神楽の系譜やこの祭に秘められた意義をさぐり、研究史や次世代の子供達との関わりを紹介します。
本展が、こうした貴重な民俗文化を将来にどう継承したらよいのか、山村のあり方についても考える機会となれば幸いです。

内容および主な展示資料
Ⅰ遠山の歴史と文化
・遠山の考古資料
・鶴岡八幡宮関係資料
※江儀遠山庄は鎌倉時代に信濃国唯一の神料地
・遠山氏系図ほか
・木沢八幡神社の鬼神面(鎌倉~南北朝時代)
・木沢青龍寺の鬼神面(南北朝~室町時代)
・鰐口
(遠山各地 8口 室町時代、うち1点は東京国立博物館蔵)

Ⅱ遠山霜月祭の世界
・霜月祭面
(中郷正八幡宮16面、南信濃須沢宇佐八幡神社29面)
※いずれも霜月祭以外では初の特別公開。
・霜月祭関係文書(「神名帳」「御神楽帳」ほか)
・霜月祭祭具(湯の上飾り・湯釜・湯木・幣束ほか)

Ⅲ 湯立神楽の広がり
・本居宣長『玉勝間』関係資料
(遠山霜月祭を最初に紹介したもの)
※重要文化財2点(松阪市 本居宣長記念館蔵)
・伊勢神楽関係資料
(伊勢神宮周辺で行われ、明治初期に廃絶した湯立神楽)
・鎌倉関係資料
(鶴岡八幡宮で行われ、現在三浦半島周辺に分布する湯立神楽)
・遠山周辺地域の湯立神楽関係資料(面・文書など)

Ⅳ霜月祭を支えた民俗文化・民間宗教者「禰宜」文化の紹介
・遠山氏の御霊信仰
・霜月祭と立願

Ⅴ遠山霜月祭の研究と紹介・子どもたちとの関わり
・研究文献
・子どもたちの研究と作品など

Ⅵ映像コーナー
ホームページ
http://www.iida-museum.org
展覧会問合せ先
0265-22-8118
会場住所
〒395-0034
長野県飯田市追手町2-655-7
交通案内
JR飯田駅下車、徒歩20分
中央道高速バス飯田バスターミナル下車、徒歩5分
中央自動車道飯田ICから車で15分
長野県飯田市追手町2-655-7
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