群馬を拠点とする現代美術作家白川昌生(しらかわよしお/1948-)は、場所の歴史と特性に注目した作品や制度としての美術をめぐる意欲的な著作など、幅広い活動で知られています。「フィールド・キャラバン計画」は、白川が代表を務める「場所・群馬」のメンバーと共に、2006-07年にかけて行ったスノーボードをめぐるプロジェクトです。このプロジェクトでは、多くの人がスノーボードに関わる中で生み出される、冬の群馬に特有の磁場が明らかにされました。本展では、映像とインスタレーションによってこの成果を展示します。併せて、白川昌生のこれまでの活動を振り返ってご紹介します。
展示内容
映像、スノーボードを用いた立体作品、過去の活動の紹介パネル