「日本画の個性」では西洋から新たに入ってくる絵画表現と伝統的な表現との間に立って、新しい表現の追及という課題を背負った近代の日本画家たちの作品を紹介します。1918(大正7)年に結成され、感覚や主観、個性の表出を重視して多くの画家たちを喚起し、新しい日本画の表現の展開に大きな影響を与えた国画創作協会に関係した画家たちの作品を中心に、大正期に開花した個性的な表現の作品から、戦後新しく展開した日本画の世界までを展覧します。
前期:2006年9月23日(土・祝)~10月15日(日)
後期:2006年10月28日(土)~11月19日(日)
※「日本画の個性」は田辺市立美術館と熊野古道なかへち美術館との共催です。