コスモス画家として全国に知られる荒木幸史氏がコスモスに魅了されたのは、宮崎県生駒高原で夜明けのコスモス群生に出会ってから。以来30数年、コスモスをモチーフに華麗で繊細、詩情あふれるファンタジーな世界を多彩に表現しています。モットーは「心は毎日が花曜日でありたい。」優しさだけでなくたくましい花の生命に心が魅かれるという。1978年の福岡市での初個展以来、毎年、全国で数多くの個展を開催。1996年には長崎県諌早市の、コスモスが咲き誇る白木峰高原のコスモス花宇宙館に作品の常設展示ホール「荒木幸史コスモスミュージアム」が開設された。コスモスを通して様々な文化活動を展開しています。
本展では『光と風-記憶の風景』をテーマに、コスモスとその花を包む光、風、雲を描き心のふるさとを思い起こさせる作品が並びます。会場は、コスモスの一日をあたかも人生のドラマを見るかのように演出。「宙へ」、「峠につづく道」など新作約50点を含む計約100点を一堂に展覧します。