タイトル等
宮武外骨展
もう一人の外骨
会場
いわき市立草野心平記念文学館
会期
2006-11-18~2007-02-18
休催日
月曜日、2月13日(2月12日は開館)12月29日~1月1日
開催時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般420円(330円)、高・高専・大生310円(250円)、小・中生150円(120円)※()内は20名以上の団体料金○65歳以上の方、障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料
主催者
いわき市立草野心平記念文学館
概要
宮武外骨(みやたけ がいこつ)は、慶応3(1867)年、現在の香川県に生まれました。明治20(1887)年に「頓智協会雑誌」を創刊します。以後、明治から昭和にかけて、ジャーナリズムや雑誌編纂の世界で「過激にして愛嬌あり」の精神で活躍します。生涯、反権力を貫き、筆禍による入獄は4回、罰金・発禁は29回に及びました。
昭和2(1927)年、外骨は東京帝国大学・明治新聞雑誌文庫の初代主任となり、全国の新聞・雑誌の収集に専念しました。
いわきで、同じように「時勢の進化を伴う文化の変遷状態を研究するため」と地域新聞・雑誌を収集したのは、三猿文庫(さんえんぶんこ)※の庫主・諸橋元三郎でした。この「もう一人の外骨」は、外骨発行本の古くからの購読者でした。
本展では、外骨の波乱万丈の生涯とユニークな出版物を紹介します。


※「三猿文庫」は諸橋元次郎が収集した文学・歴史・雑誌・地域新聞などの総合資料群であり、その資料数は約30,000冊という膨大な地域文化遺産です。
元次郎は明治30(1897)年に福島県石城郡平町字五町目の商家の三男に生まれ、早稲田大学卒業後は、家業の釜谷商店(後の㈱諸橋)の実務の中心となり「会計さん」の愛称で、地域の人々の信望を集めていました。
文庫名の由来を「見ざる・聞かざる・言わざるの三猿の教えは、逆説的に大いに見聞をひろめ、知識を涵養すべきであるとの哲理である」と元三郎は語っていました。
ホームページ
http://www.k-shimpei.jp/
展覧会問合せ先
TEL 0246(83)0005 FAX 0246(83)2939
会場住所
〒979-3122
福島県いわき市小川町高萩字下夕道1-39
交通案内
JR常磐線いわき駅下車、車で約20分。
JR磐越東線小川郷駅下車、車で約5分。
福島県いわき市小川町高萩字下夕道1-39
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