少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展
Shojo Manga Infinity: Moto Hagio, Ryoko Yamagishi, and Waki Yamato
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- 開催予定
- 企画展

(左)©萩尾望都/小学館 (中)©山岸凉子 (右)©大和和紀/講談社
少女漫画界のレジェンド、夢の競演‼
萩尾望都・山岸凉子・大和和紀――少女漫画の地平を切り拓き、時代を超えて読み継がれる名作を生み出してきた三人の画業をたどる展覧会を、国立新美術館開館20周年を記念して開催します。1970年代、少女漫画は飛躍的な進化を遂げました。その中心にいた三人の創作の軌跡を、デビュー初期から現在に至るまでの作品でたどります。美しいカラーイラストや心に刻まれる名場面の原画、さらに貴重な資料の数々を通して、その奥深い表現世界に迫ります。なお、本展は国立の美術館で開催される初の大規模な少女漫画展です。
開催概要
- 会期
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休館日:毎週火曜日、11月4日(水)、年末年始(12月28日(月)~2027年1月5日(火))
※ただし、11月3日(火・祝)、12月8日(火)は開館 - 開館時間
10:00~18:00
毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで- 会場
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国立新美術館 企画展示室2E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 - 主催
国立新美術館
共催
毎日新聞社特別協力
上ノ空、講談社、小学館協力
ソニー・ミュージックエンタテインメント- お問い合わせ
050-5541-8600(ハローダイヤル)
チケット・観覧料
| 前売 | 2,000円(一般)、800円(大学生)、300円(高校生) |
|---|---|
| 当日 | 2,200円(一般)、1,000円(大学生)、500円(高校生) |
- 前売券は2026年7月28日(火)10:00より販売を開始します。
- 中学生以下は入場無料。
- 障害者手帳をご持参の方(付添の方1名含む)は入場無料。
- 学校等の教育活動でのご来館については学校の来館に関するご案内をご覧ください。
- 会期中に国立新美術館で開催中の他の企画展および公募展のチケット、またはサントリー美術館および森美術館(あとろ割対象)で開催中の展覧会チケット(半券可)を国立新美術館チケット売場で提示された方は、本展覧会チケットを100円割引でご購入いただけます。
- 国立新美術館キャンパスメンバーズ加盟の大学等の学生・教職員は本展覧会を学生800円、教職員2,000円でご覧いただけます。国立新美術館チケット売場(企画展示室2E)でお求めください。
- その他の割引などはお得な情報をご覧ください。
- 国立新美術館チケット売場でのチケット購入には次のクレジットカードと電子マネー等がご利用いただけます。
クレジットカード:MasterCard、VISA、JCB、AMEX、Diners Club、DISCOVER、銀聯
電子マネー:交通系IC、QUICPay、楽天Edy、WAON、nanaco、iD
QR決済:auPay、BankPay、AliPay、WeChat Pay、PayPay、d払い、ゆうちょPay
作家プロフィール
萩尾望都(はぎお もと)
1949年生まれ。福岡県出身。1969年「ルルとミミ」でデビュー。永遠に生きる吸血鬼(バンパネラ)・エドガーを主人公にした連作「ポーの一族」(1972-76年)や少年期の繊細な心理描写が高い評価を受けた「トーマの心臓」(1974年)をはじめ、「11人いる!」(1975年)、「銀の三角」(1980-82年)などSF作品も多く手がけ、壮大な世界観の作品を描き続けてきた。1997年「残酷な神が支配する」で第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞。2006年「バルバラ異界」で第27回日本SF大賞を受賞。2012年には少女漫画家では初となる紫綬褒章を受章し、2019年文化功労者に選出される。海外での認知度も高く、2022年にアイズナー賞「コミックの殿堂」を受賞。
山岸凉子(やまぎし りょうこ)
1947年生まれ。北海道出身。1969年「レフトアンドライト」でデビュー。卓越した身体表現でそれまでのバレエ漫画とは一線を画した「アラベスク」(1971-75年)で一躍注目を集める。また、若き日の聖徳太子を独自の切り口で描いた「日出処の天子」(1980-84年)では漫画界に大きなセンセーションを巻き起こした。同作で1983年度第7回講談社漫画賞を受賞。そのほか、東西の神話や伝承をモチーフにした物語や幻想ファンタジー、ホラー、サイコスリラーなど多岐に渡る作品を発表している。2000年から「テレプシコーラ/舞姫」(2000-10年)で再び本格的なバレエ漫画に挑み、2007年度第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。
大和和紀(やまと わき)
1948年生まれ。北海道出身。1966年「どろぼう天使」でデビュー。大正時代を舞台にした波乱万丈な恋愛ドラマ「はいからさんが通る」(1975-77年)は、何度もアニメ化・舞台化されている代表作で、第1回講談社漫画賞少女部門を受賞した。その後も「ヨコハマ物語」(1981-83年)、「N.Y.小町」(1985-88年)など、時代の転換期にたくましく生きる女性像を打ち出し、王道の少女漫画を描き続けてきた。日本の物語文学の最高傑作『源氏物語』を漫画化した「あさきゆめみし」(1979-93年)は、教育の現場からも高い評価を得て、学生のバイブルとして読み継がれている名作。2019年にはメトロポリタン美術館「The Tale of Genji: A Japanese Classic Illuminated」で紹介された。
みどころ
少女漫画の“無限性”を見渡す
本展は、萩尾望都・山岸凉子・大和和紀という三人の作家を軸に、少女漫画の表現が切り拓いてきた豊かな世界を展望します。内面の揺らぎや他者との関係、女性の自立や多様な性のあり方、歴史や文化への眼差し、異なる世界への想像力、そして重層的なレイアウトなどに見る漫画技法としての進化も含め、少女漫画が培ってきた幅広い主題と手法は、視覚表現の可能性を大きく拡げてきました。多層的に展開してきた少女漫画の魅力を、「インフィニティ」という言葉に込めました。
個を超えて響きあう三作家の軌跡
萩尾望都の幻想的で内面世界に深く分け入る物語、山岸凉子の人間の業や精神性に鋭く迫る表現、大和和紀の歴史や文化を背景にした華やかな作品世界──それぞれが独自の領域を切り拓き、少女漫画の表現を新たな次元へと更新し続けてきました。三人はいずれも1960年代後半のデビュー以来、第一線で活躍を続けており、本展ではその約60年にわたる歩みをたどります。
原画で出会う新たな感動
漫画本編の原稿から読み取れる繊細な線、巧みな構成、ページに流れる時間、そして雑誌の表紙や扉を飾ったカラーイラストの美しい色彩。原画ならではの質感を通して、印刷では再現しきれない微妙な色合いやディテールをぜひ会場でご覧ください。本展では、モノクロ・カラー原画合わせて800点以上を展示予定です。(※カラー作品は前期・後期の展示替えあり。)
主な出品作品
萩尾望都「ポーの一族」
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『週刊少女コミック』(小学館)1976年10号 付録 |
萩尾望都「ポーの一族 春の夢」
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『月刊flowers』(小学館)2016年7月号 表紙 |
萩尾望都「トーマの心臓」
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小学館文庫 カバー 1995 年 |
萩尾望都「11人いる!」
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『別冊少女コミック』(小学館)1975年10月号 扉 |
萩尾望都「メッシュ」
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『プチフラワー』(小学館)1980年夏の号 扉 |
山岸凉子「アラベスク」
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『りぼん』(集英社)1972年7月号 扉 |
山岸凉子「日出処の天子」

『LaLa』(白泉社) 1980 年 5 月号 扉
©山岸凉子

『LaLa』(白泉社) 1981 年 9月号 扉
©山岸凉子
山岸凉子「妖精王」
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『花とゆめ』(白泉社)1977年13号 扉 |
山岸凉子「テレプシコーラ/舞姫」
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6巻(メディアファクトリー) カバー 2004年 |
大和和紀「はいからさんが通る」
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『週刊少女フレンド』(講談社) 1976年10月20日号(第20号) |
大和和紀「ヨコハマ物語」
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KCフレンド2巻(講談社) カバー |
大和和紀「あさきゆめみし」
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『mimi』(講談社)1983年7月22日号 扉 |
大和和紀「イシュタルの娘〜小野於通伝〜」
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『BE・LOVE』(講談社)2017年5月15日号(10号) 表紙 |

