ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧
BVLGARI KALEIDOS: Colors, Cultures and Crafts
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- 開催予定
- 企画展
色彩は何千年にもわたり、芸術における最も強力なインスピレーションのひとつでした。画家、デザイナー、彫刻家、エナメル職人、金細工職人、宝石職人たちは、目に見える世界を表現するためだけでなく、彼らの作品が人々に伝え、共有する感情を表現するために、色彩の視覚的な力を用いたのです。
色彩は普遍的なものだと言えるでしょう。というのも、色は五感のひとつである視覚によって知覚されるからです。18世紀から19世紀にかけて、科学者たちは色のスペクトルを分析することによって色彩の真の科学を確立し、私たちは目を介して脳へと、自分たちの体が色に対してどう反応しているのか理解できるようになりました。また、色彩は文化的なものでもあります。色彩は私たちを育くむ文明や教育というプリズムを通して感じられるものだからです。そのため歴史家たちは 、色彩が古代・近代の創造活動に果たしてきた役割を熱心に研究し、それぞれの色の象徴性が国によってどの程度異なるものであったかを浮き彫りにしてきました。ハイジュエリーの色彩を研究することは、それを構成する宝石の核心へと迫る旅であり、宝石を通り抜け、貴金属に反射する光に導かれる体験をすることなのです。「カレイドス」はギリシャ語に由来し、「美しい(カロス)」「形態、種類(エイドス)」を意味します。本展覧会では、さながら万華鏡のなかを巡るかのように、メゾンの歴史を刻む「ブルガリ・ヘリテージ・コレクション」と個人コレクションからの貴重なジュエリーとアートを堪能していただけるでしょう。素材、フォルム、色調の融合からなる約350点のヘリテージピースは、美と卓越性を追求し、様々な文化を越えて、色彩の力により皆様を魅了します。
開催概要
- 会期
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休館日:毎週火曜日
*ただし9月23日(火・祝)は開館、9月24日(水)は休館 - 開館時間
10:00~18:00
毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで- 会場
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国立新美術館 企画展示室2E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 - 主催
国立新美術館、ブルガリ
- 観覧料
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未定
- お問合せ
050-5541-8600(ハローダイヤル)