ID:81998
令和8年度 特別陳列
日本の伝統文化を知る
Discovering Japanese traditional culture
刀と撥鏤(ばちる) KATANA and Works of BACHIRU decoration
刀の表情にふれる一奈良県立美術館コレクションから一
天平から宇宙ヘ一人間国宝・吉田文之の撥鏤ー
Venue
奈良県立美術館
Nara Prefectural Museum of Art
Period
令和8年 4.18[土]-6.14[日]
Exhibition Outline
令和8年度 特別陳列
日本の伝統文化を知る 刀と撥鏤(ばちる) カタナトバチル
Discovering Japanese traditional culture KATANA and Works of BACHIRU decoration
奈良県立美術館では、令和6年度から“日本の伝統文化を知る”展覧会シリーズとして、所蔵作品を中心に奈良や日本の伝統文化を紹介し、その魅力を発信しています。このシリーズの一環として、令和8年度春の特別陳列では刀と撥鏤(ばちる)という2つの分野を取り上げます。
本展では、奈良で歴史を紡いできたという共通点をもつ2つの分野が現代にどう息づいているかを通して、地域に根ざした文化の魅力を感じていただければ幸いです。
刀の表情にふれる一奈良県立美術館コレクションから一
古代からの都であり、数多くの社寺が存在した奈良では、貴族や社寺の需要に応えるために刀剣が作られ、奉納されてきた歴史があります。一方、現代まで伝わった刀剣の保存のほか、刀匠をはじめ、さまざまな人々が刀剣文化を残すための活動を続けています。古代から現代まで奈良に息づく刀剣の文化を、当館所蔵の刀剣や関係する資料、社寺に伝わる刀剣などを展示することで、その鉄の輝きの中に込められた奥深い魅力をご紹介します。
天平から宇宙ヘ一人間国宝・吉田文之の撥鏤(ばちる)ー
撥鏤(ばちる)とは、象牙を赤や紺などに染め、そこに細やかな模様を彫り表す技法のことです。唐代の中国で盛行し、奈良時代の日本にも伝わりました。正倉院にも撥鏤の宝物が複数残されており、天平の華やぎを現代に伝えています。平安時代以降、撥鏤の技法はあまり用いられなくなりましたが、近代になり正倉院宝物等の修復や模造が行われる中で再び注目され、多くの工芸家がその技法の復興に取り組みました。
この撥鏤技法を追究し、創作活動を展開したのが吉田文之(大正4年~ 平成16年)です。令和6年度に当館に寄贈された吉田文之の作品2点を公開するとともに、館外に所在する作品を展示し、文化財模造から創作までこなした幅広い仕事ぶりを紹介します。撥鏤技法ならではの、繊細な表現をお楽しみください。
また漆エ・木工を中心に彼と近い時代に活躍した奈良の工芸家にも触れ、近現代の奈良の伝統工芸について紹介します。
- Organizer
- 奈良県立美術館
- Sponsership and Cooperation
- 協力:式年遷宮記念 神宮美術館
後援:NHK奈良放送局、奈良テレビ放送、奈良新聞社、西日本旅客鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、奈良交通株式会社、公益社団法人奈良市観光協会、奈良県教育委員会、奈良市、奈良市教育委員会 - Opening Hours
- 9:00 ~ 17:00
- (入館は16:30まで)
- Admission (tax included)
- 一般600(400)円、大学生400(200)円
- *( )内は団体料金(20名以上)
* 小・中・高生及び18歳未満は無料
* 身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳(アプリを含む)をお持ちの方と介助の方1名は無料 - Exhibition Website
- https://www.pref.nara.lg.jp/n044/68464.html
Events
◉講演会「奈良県の刀剣の保存活動」
日時:5月3日(日・祝)14:00~15:30(13:30開場)
講師:海野啓之(奈良県文化財課)
定員:60名(当日先着順)
会場:レクチャールーム
◉担当学芸員による美術講座
〇刀の部「刀の表情にふれる」
日時:5月24日(日)14:00~15:30(13:30開場)
講師:深谷聡(当館学芸員)
定員:60名(当日先着順)
会場:レクチャールーム
〇撥鏤の部「吉田文之の撥鏤」
日時:6月7日(日)14:00~15:30(13:30開場)
講師:飯島礼子(当館学芸員)
定員:60名(当日先着順)
会場:レクチャールーム
◉「天平から宇宙ヘ一人間国宝・吉田文之の撥鏤ー」学芸員と巡る単眼鏡ツアー
日時:4月25日(土)・ 6月13日(土) 各日11:00~/14:00~(各回約50分)
講師:飯島礼子(当館学芸員)
定員:各回10名 (当日先着順・各回開始30分前より整理券配布)
会場:展示室
※単眼鏡をお持ちでない方は貸出用の単眼鏡を利用いただけます。お手持ちの単眼鏡を利用いただくこともできます。
◉担当学芸員によるギャラリートーク
〇刀の部
日時:5月9日(土)・5月30日(土) 各日14:00~(約1時間)
会場:展示室
〇撥鏤の部
日時:4月18日(土)・ 5月16日(土) 各日14:00~(約1時間)
会場:展示室
※イべントは参加無科。ただし、ご参加には当日の観覧券が必要です。
※詳細については、随時、当館ホームページに掲載いたします。
Access Information
奈良県立美術館 ナラケンリツビジュツカン
Nara Prefectural Museum of Art
- Address
-
〒630-8213
奈良市登大路町10-6 - Website
- https://www.pref.nara.jp/11842.htm
Created Date:2026.5.19