ID:79257

ガラスに宿る生命力 郡和子展

Venue

分館 爲三郎記念館

Period

2025年4月26日(土)~6月1日(日)

Exhibition Outline

ガラスに宿る生命力 郡和子展 ガラスニヤドルセイメイリョク コオリカズコテン

光の透過という特性を持つガラスに対峙し、まだ見ぬ≪素材の美しさ≫を追求する作家・郡和子。郡は、瞬発力が要求される吹きガラスと、冷えたガラスを組み合わせ電気炉に入れ加熱し、変形・融着させるキルンワークという対照的な技法を取り入れ、色彩、フォルム、透過度のバリエーションにより唯一無二の美しい作品を手掛けます。そこから生み出される作品は雄大な大地の根底にある蠢く地層、あるいは人類が見たことのない神秘的な泉をも想像させる圧巻の存在感を放ちます。ガラス本来の透明度の美しさに合わせ、ガラスの層が生み出す色の深みがあり、大地の生命力を感じさせます。
近年は銀の変化を研究し、窯の中で銀とガラスを融合させたパート・ド・ヴェールの新たな造形に挑戦しています。これまでの郡の色彩ともいわれる日本の色を基調としたエメラルドグリーンと窯の中で酸化するいぶし銀とが織りなす新しい表現は、作家自身の新たな歩みとガラス素材の無限の可能性を象徴しています。
郡和子の本展ではガラスと銀といった透過と遮光の相対する素材を自由にあやつり、まだ見ぬ素材の美しさを引き出す郡和子の過去と今、そして≪これから≫を紹介します。

Organizer
公益財団法人 古川知足会
Sponsership and Cooperation
後援 愛知県教育委員会 名古屋市教育委員会 中日新聞 CBCテレビ
Closing Days
月曜日(月祝の場合は開館、翌平日に休館)
Opening Hours
午前10時 ~ 午後5時
(入館は午後4時30分まで)

Access Information

分館 爲三郎記念館 ブンカンイサブロウキネンカン

Address
〒464-0066
名古屋市千種区池下町2丁目50番地
Website
https://www.furukawa-museum.or.jp/
Updated Date:2025.4.8
Created Date:2025.4.8