ID:7895
樺太アイヌ民族誌
―工芸に見る技と匠―
Venue
板橋区立郷土資料館
Itabashi Historical Museum
Period
February 5 (Sat), 2005 ~ March 13 (Sun), 2005
Exhibition Outline
樺太アイヌ民族誌 カラフトアイヌミンゾクシ ―工芸に見る技と匠―
19世紀から20世紀にかけては、世界的に民族文化への関心が寄せられる時代でした。樺太アイヌの文化には、地勢的な関係で日本やロシアの人類学者・民族学者が深い関心を寄せました。特に、明治38年(1905)の日露戦争後は、樺太南部が日本の領土となったことで、東京帝国大学人類学教室の坪井正五郎や石田収蔵、鳥居龍蔵、言語学者金田一京介、昭和時代には北海道の馬場脩、河野広道といった研究者が樺太におもむき、樺太アイヌをはじめとした北方民族の生活用具、工芸品の多くを収集しました。現在、それらの資料は、国立民族博物館、東京国立博物館、北海道内の博物館などに収蔵・保管されています。
本展覧会では、明治40年代から昭和20年までに収集された樺太アイヌの生活用具・工芸品を通して、同時代の樺太アイヌの生活文化を紹介するものです。また、同時に板橋に在住した、石田収蔵が収集したナーナイの魚皮衣やニヴフ、ウイルタの生活用具も紹介します。
- Organizer
- 板橋区立郷土資料館、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構
- Closing Days
- 月曜日
- Admission (tax included)
- 無料
- Exhibition Website
- http://www.city.itabashi.tokyo.jp/kyoudo/
- Exhibition Inquiries
- 板橋区立郷土資料館 Tel.03-5998-0081
Access Information
板橋区立郷土資料館 イタバシクリツキョウドシリョウカン
Itabashi Historical Museum
- Address
-
〒175-0092
板橋区赤塚5-35-25
Created Date:2003.1.24