新収蔵品展

茨城県陶芸美術館コレクション 新収蔵品展 シンシュウゾウヒンテン

茨城県陶芸美術館では、令和6年度に36作家(団体含む)による100件の作品を新たに収蔵しました。
「鉄釉陶器」の重要無形文化財保持者である原清の鉄釉馬文大壷をはじめ、古くからの陶芸産地である岐阜県の美濃一帯で活動する、堀俊郎、安藤千都勢、安藤工、林友加や新里明士らの多種多様な作品も含みます。また和田的の初期から近年までの変遷が一望できる作品群や、澤谷由子のイッチンによる繊細な紋様の表現、アメリカの作家アダム・シルヴァーマンの焼締は際立った個性を見せます。茨城の作家では小堤晶子の動物モチーフの個性的な茶道具の他、戦前に活躍し、笠間の個人作家の先駆けとなった塙彰堂の多様な作品も収蔵します。陶芸以外でも浅野榮一による緻密な江戸小紋の縞染め作品は、茨城の工芸作家の層の厚さを物語るものです。
これらの多彩な作品からなる新収蔵品展をお楽しみください。

Organizer

茨城県陶芸美術館

Closing Days

月曜日(ただし、5月5日、7月21日、8月11日、9月15日、10月13日は開館)
5月7日(水)、7月22日(火)、9月16日(火)、10月14日(火)

Opening Hours

9時30分 ～ 17時

(入場は16時30分まで)

Admission (tax included)

一般360(290)円/満70歳以上180(140)円/高校生等290(240)円/小中生180(150)円

( )内は20名以上の団体料金。身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳又は、指定難病特定医療費受給者証をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1名につき1名まで)は無料。
5月31日(土)、7月26日(土)、9月15日(月)、17日(水)～21日(日)は満70歳以上無料。
夏期休業期間を除く土曜日は高校生以下無料。
同時開催中の企画展チケットにて、本展もご覧いただけます。

Exhibition Website

https://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/viewer/info.html?id=476

展示解説員によるギャラリートーク(当日先着順/各20分程度)
板谷波山や松井康成の作品を中心に第一展示室でギャラリートークを行います。
※他のイベント等の影響により中止する場合がございます。
●松井康成について 水曜日・日曜日・祝日(13時30分～)
●板谷波山について 金曜日(13時30分～)、日曜日・祝日(14時～)

茨城県陶芸美術館 イバラキケントウゲイビジュツカン

Ibaraki Ceramic Art Museum

Address

〒309-1611
笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)

Website

https://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/