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春の訪れ―梅と桜―
Venue
大和文華館
THE MUSEUM YAMATO BUNKAKAN
Period
2025年3月1日(土)~4月6日(日)
Exhibition Outline
春の訪れ―梅と桜― ハルノオトズレ―ウメトサクラ―
まだ寒さの残る頃よりいち早くほころびはじめる梅。日ごとに暖かさが増す中で咲き誇る桜。本展観では、春の代表的な花である梅と桜を表した絵画や工芸を展示します。
寒さに耐え、芳しい香りを漂わせる梅は、高潔で清雅な花として文人たちに愛され、文人たちの嗜む詩や絵画の題材とされました。また、春を告げる花であることから、おめでたい吉祥の文様としても好まれています。
広く東洋で愛された梅に対し、日本で殊に愛されたのが桜です。多くの和歌や物語で取りあげられ、華やかに咲く様子や儚く散る様子が絵画や工芸に表されてきました。現在でも桜の開花時期がニュースになるほど特別な花ですが、近世にはすでに多くの桜の名所が生まれており、花見で賑わう様子が江戸時代に刊行された名所図会などに描かれています。
本展観は、文華苑(大和文華館の庭)で梅や桜が咲く時期に開催します。春の訪れを、文華苑に咲く梅と桜、そして展示場を彩る梅と桜から感じていただければ幸いです。
(担当 宮崎もも)
- Closing Days
- 毎週月曜日
- Opening Hours
- 午前10時 ~ 午後5時
- (入館は午後4時30分まで)
- Admission (tax included)
- 一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無料
- ※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引
Events
列品解説 毎週土曜日 午後2時から(当館学芸部による)
特別演講
3月16日(日)午後2時 講堂[定員 当日先着100名]
「外来の梅から国産の桜へ」
同志社女子大学名誉教授 吉海直人氏
日曜美術講座
3月23日(日)午後2時 講堂[定員 当日先着100名]
「梅と桜をめぐる文学と絵画」
当館学芸部課長 宮崎もも
講座 美術の窓
3月2日(日)午後2時 講堂[定員 当日先着100名]
連続講座「摺物 特注版画の魅力」
第4回「清長・俊満・英泉などの摺物」
当館館長 浅野秀剛
Access Information
大和文華館 ヤマトブンカカン
THE MUSEUM YAMATO BUNKAKAN
- Address
-
〒631-0034
奈良市学園南1-11-6 - Website
- https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
Created Date:2025.2.4