ID:7735
新春を寿ぐ きものの美 彩をまとう 匠を着る
Venue
石川県立美術館
ISHIKAWA PREFECTURAL MUSEUM OF ART
Period
January 4 (Tue), 2005 ~ January 30 (Sun), 2005
Exhibition Outline
新春を寿ぐ きものの美 彩をまとう 匠を着る シンシュンヲコトホグ キモノノビ イロヲマトウ ワザヲキル
日本の染織技術は、伝統的な衣装である着物の形態を継承しつつ、発展していったと言えます。本展は近現代作家による染織作品を4つの構成による展観でお送りします。
江戸時代後期から昭和前期の作品による、伝統を受け継ぎながら独自の創作への萌芽を感じさせる世界、そしていわゆる二次元的な描く模様ではない、織や刺繍による「構築的」な意匠の作品、さらに小紋や中形などの型紙による「反復する」連続模様の作品、最後に最もダイレクトに美術における近代化の影響を受けた、華麗な友禅の作品を展示することにより、着物の美しさをさまざまな角度から検証します。
重要無形文化財保持者(人間国宝)による主な展示作品
喜多川平朗〈有職織物・羅〉
有職二陪織物小袿(式年遷宮記念神宮美術館蔵)
北村武資〈羅・経錦〉
四ツ目菱文羅着物(京都国立近代美術館蔵)
宗廣力三〈紬縞織・絣織〉
藍地縞に丸文様絣着物(岐阜県立美術館蔵)
志村ふくみ〈紬織〉
紅襲(桜かさね)(滋賀県立近代美術館蔵)
福田喜重〈刺繍〉
繍箔銀杏七宝文訪問着(式年遷宮記念神宮美術館蔵)
松原定吉〈長板中形〉
長板中形「水に鯉」(富山県水墨美術館蔵)
羽田登喜男〈友禅〉
友禅振袖「瑞祥鶴浴文」(個人蔵)
小宮康孝〈江戸小紋〉
江戸小紋菊通し着物(当館蔵)
- Closing Days
- 無休
- Admission (tax included)
- 一 般 600円(500円)
大学生 400円(300円)
高校生以下 200円(100円)
( )内は 20人以上の団体料金
*着物を着てご来館のお客様は観覧料が割引になります。 - Exhibition Website
- http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp
- Exhibition Inquiries
- 076-231-7580
Access Information
石川県立美術館 イシカワケンリツビジュツカン
ISHIKAWA PREFECTURAL MUSEUM OF ART
- Address
-
〒920-0963
金沢市出羽町2-1
Created Date:1999.3.31