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ID:41902

タベルことにまつわること

Venue

川崎市市民ミュージアム アートギャラリー1・2・3

Kawasaki City Museum

Period

2014年01月11日―2014年03月30日

前期:1月11日(土)~2月23日(日) 後期:2月25日(火)~3月30日(日)

Exhibition Outline

タベルことにまつわること タベルコトニマツワルコト

私たちの日常にあふれる「タベル」こと。生きていく上で欠かすことのできないその行為はシンプルでいて、時に複雑な問題として私たちの日常に現れます。そうした「タベル」行為は、古今東西、様々なかたちで表現されてきました。
本展では、あらためて私たちがいま「タベル」という行為について、真摯に、そしてユーモアをもって向き合う機会として、当館のコレクションを「食」という目線から切り取り、現在活躍中の作家EAT&ART TAROの作品とあわせて展示することで、過去から現在にいたる私たちをとりまく「タベル」ことにまつわることを紹介します。

Organizer
川崎市市民ミュージアム
Admission (tax included)
無料
Exhibit Replacement
※会期中展示替えがあります。前期:1月11日(土)~2月23日(日) 後期:2月25日(火)~3月30日(日)
Exhibition Website
http://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/%E3%82%BF%E3%83%99%E3%83%AB%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8/[Open in new window]

Events

>ワークショップ「ツクルことにまつわること―レシピをめぐる座談会―」
2014年02月08日 14:00~16:00
いつの時代も身近にあふれるレシピ本。そこには、時代を反映するさまざまな情報がひそんでいます。昔のレシピ本から当時の食を再現する"レトロクッキング"の活動を行っているEAT&ART TAROさんと、みなさんが持ち寄った古いレシピ本を読み解いて、タベルことについてお話しましょう。 対象:お料理好きな中学生~一般 定員:15名(先着順) 参加費:300円 申込方法:申込みフォームまたはFAXで、参加者の氏名、人数、住所、電話番号、FAX番号(FAXでお申込みの場合)を明記の上、「タベルことにまつわることワークショップ」係宛までお申込みください。
FAX:044-754-4533

>展示解説「タベルことにまつわること」
学芸員による展示解説を行います。
2014年01月18日 14:00~/2014年02月01日 14:00~/2014年02月15日 14:00~/2014年03月01日 14:00~/2014年03月15日 14:00~/2014年03月29日 14:00~
参加費:無料

■上映スケジュール
映像ホール 料金・ご案内
・定員:270名
(満員の際は入場をお断りすることがあります)
・各回入れ替え制。
・記載の上映分数は当日のものと異なることがあります。
・作品により、プリント状態のよくないものがあります。あらかじめご了承ください。
・開場は上映開始時刻の15分前です(混雑状況により開場時刻が早まることがあります)。
・館内での写真撮影・録音・飲食・喫煙はできません。

料金
一般 600円
―大学・高校生・シニア(65歳以上) 500円
小中学生・市民ミュージアム友の会会員 400円
幼児(未就学児)、障害者手帳・身障者手帳・療育手帳をお持ちの方およびその介助者1名、被爆者手帳をお持ちの方 無料
スカラチケット(10枚綴り回数券・有効期限なし) 4,800円
各種割引料金をご利用の方は、生徒手帳・学生証・障害者手帳など、証明できる書類等を必ずご提示ください。チケットはご入場の際に販売します。前売り券はありません。

展覧会関連上映 タベルこと、イキルこと 映像ホール
「タベルことにまつわること」展、「昔のくらし今のくらし2014」展 関連上映 タベルこと、イキルこと
川崎市市民ミュージアムでは、食をテーマに新しい切り口から作品を見ていただく「タベルことにまつわること」展を開催中です。また「昔のくらし今のくらし2014」展では、食をテーマにした特集展示を併設しています。
映像ホールでは上記2つの展示の連動企画として、「タベルこと、イキルこと」と題し、食べることを多角的に見つめる特集上映を行います。食べることは、生きるために欠かせない普遍的な行為であり、人間の本能的な欲望です。しかし同時に食をめぐる表現は、時代や社会状況の変化によって、また地域ごとに異なった歴史や文化を背景に持つ中で、様々なドラマを生み出し、人間が生きることそのものを浮かび上がらせてきました。本特集では、時代や地域、フィクション・ドキュメンタリーの境界を飛び越え、食にまつわる様々な作品を上映します。展示と併せてお楽しみください。
(協力:東京国立近代美術館フィルムセンター)

2014年03月01日 桃(タオ)さんの幸せ 桃姐 11:30- (119分)
中国=香港/2011年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/Blu-ray/119分 製作:チャン・プイワー●製作+原作:ロジャー・リー●脚本:スーザン・チャン●製作+監督:アン・ホイ●撮影:ユー・リクウァイ●美術:アルバート・プーン●音楽:ロウ・ウィンファイ●編集:コン・チョーリン、マンダ・ワイ●出演:ディニー・イップ、アンディ・ラウ、チン・ハイルー、チョン・プイ、サモ・ハン・キンポー、アンソニー・ウォン
◆映画プロデューサーのロジャー(アンディ・ラウ)は、60年以上一家に仕え、彼の性格から好みまで熟知している桃(タオ)さん(ディニー・イップ)と2人で暮らしている。だがある日桃さんは脳梗塞で倒れ、老人ホームに入ることに。最期の日々を送る桃さんとそれを見守るロジャーとの絆は一層強くなっていく。

2014年03月01日 イラン式料理本 Dastour-e Ashpazi 14:00- (72分)
イラン/2010年/カラー/Blu-ray/72分 製作+脚本+監督+編集:モハマド・シルワーニ●撮影:フーマン・ベーマネシュ●録音:ファルシード・ファラジ●編集:エスマイル・モンセフ
◆台所の主役である女性に光を当てたドキュメンタリー。新婚女性からベテラン主婦まで、監督を取り巻く様々な世代の女性たちがキッチンで家庭料理を披露するその姿からは、イランにおける女性の立場や家族観、社会の変遷が浮かび上がってくる。

2014年03月01日 記録映画 昭和の家事①「おはぎをつくる」「おこわをふかす」「お盆を迎える」 15:45- (計65分)
※無料上映
昭和のくらし博物館=小泉和子/1990-92年/カラー/Blu-ray/65分
◆戦後、日本人の生活様式が大きな変化を遂げる中で、失われていく昔の家事を記録に残そうと、昭和のくらし博物館が制作した記録映画。博物館館長である小泉和子が、自身の母である小泉スズを主役にテーマごとに撮影、かつては普通に行われていた昔の家事の豊かさを振り返る。

2014年03月02日 南極料理人 11:30- (125分)
「南極料理人」製作委員会/2009年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/125分
プロデューサー:西ヶ谷寿一●原作:西村淳●脚本+監督:沖田修一●撮影:芦澤明子●美術:安宅紀史●照明:豊見山明長●音楽:阿部義晴●録音:永口靖●編集:佐藤崇●出演:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、西田尚美、古舘寛治
◆娯楽もなく生命も存在しない南極で、1年間の共同生活を送る南極観測隊にとって、唯一の楽しみは食べることだった。調理担当として食事全般を任されている西村(堺雅人)は、様々な工夫をこらして隊員たちを喜ばせようと奮闘する。劇中の料理は映画やテレビで引く手あまたのフードスタイリスト・飯島奈美が手がけている。

2014年03月02日 歩いても歩いても 14:00- (114分)
「歩いても 歩いても」製作委員会/2008年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/114分 企画:安田匡裕●プロデューサー:加藤悦弘、田口聖●原作+脚本+監督+編集:是枝裕和●撮影:山崎裕●美術:磯見俊裕、三ツ松けいこ●照明:尾下栄治●音楽:ゴンチチ●録音:弦巻裕、大竹修二●出演:阿部寛、夏川結衣、樹木希林、原田芳雄、YOU
◆15年前に亡くなった長男の命日を迎え、夏の終わり、久しぶりに家族が両親の元に集まった1日を描いた作品。陽気な母、プライドの高い父、見栄っ張りな息子、調子のいい娘、そして一家に溶け込もうと気を使う嫁や婿など、家族1人1人がそれぞれの思いを抱えながら食卓を囲む。

2014年03月08日 めし 11:30- (97分)
東宝/1951年/白黒/スタンダード/35mm/97分 製作:藤本真澄●原作:林芙美子●監修:川端康成●脚色:田中澄江、井手俊郎●監督:成瀬巳喜男●撮影:玉井正夫●美術:中古智●照明:西川鶴三●音楽:早坂文雄●出演:上原謙、原節子、島崎雪子、二本柳寛、杉村春子
◆大阪天神で結婚生活を送る初之輔(上原謙)と三千代(原節子)の夫婦は、かつての情熱も冷め、いっこうに上向きにならない生活に疲れを感じていた。そんなとき、初之輔の姪の里子(島崎雪子)が家出をして転がり込んでくる。若く奔放で初之輔と親密な里子に、三千代は苛立ちを募らせていく。

2014年03月08日 お茶漬の味 14:00- (115分)
松竹大船/1952年/白黒/スタンダード/35mm/115分 製作:山本武●脚本:野田高梧●脚本+監督:小津安二郎●撮影:厚田雄春●美術:浜田辰雄●照明:高下逸男●音楽:斎藤一郎●録音:妹尾芳三郎●編集:浜村義康●出演:佐分利信、木暮実千代、津島恵子、鶴田浩二、淡島千景、笠智衆
◆倦怠期を迎えた茂吉(佐分利信)と妙子(木暮実千代)の夫婦と、そんな2人を見ながら結婚に疑問を抱く姪の節子(津島恵子)。だが突然茂吉の海外出張が決まり、夫婦はお茶漬を食べながら出発前の束の間をともに過ごす。戦時下の検閲で製作中止に追い込まれたが、戦後に小津監督が設定を変えて新たに完成させた作品。

2014年03月09日 ヒカリゴケ 11:30- (118分)
フィルム・クレッセント=ネオ・ライフ/1992年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/118分 製作:内藤武敏、相澤敏●原作:武田泰淳●脚本:池田太郎●脚本+監督:熊井啓●撮影:栃沢正夫●美術:木村威夫、丸山裕司●照明:岩木保夫●音楽:松村禎三●録音:紅谷愃一、野中英敏●編集:井上治●出演:三國連太郎、奥田瑛二、田中邦衛、杉本哲太、内藤武敏、笠智衆
◆知床半島を訪れた作家(内藤武敏)は、案内役の中学校校長(三國連太郎)から、戦時中に起こったある事件の話を聞かされる。それは転覆した軍属の漁師船の船長(三國、二役)が1人生還した際に、死んだ仲間の肉を食べて生き延びたというものだった。極限に追い込まれた人間の心理について作家は想像し始める。

2014年03月09日 キャタピラー 14:00- (84分)
若松プロダクション/2010年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/84分<
プロデューサー:尾崎宗子●脚本:黒沢久子、出口出●監督:若松孝二●撮影:辻智彦、戸田義久●美術:野沢博実●照明:大久保礼司●音楽:サリー久保田、岡田ユミ●録音:久保田幸雄●編集:掛須秀一●出演:寺島しのぶ、大西信満、吉澤健、粕谷佳五、増田恵美
◆盛大に見送られ戦地へと赴いた夫・久蔵(大西信満)が、顔面が焼けただれ四肢を失った姿で帰ってきた。村中から奇異な目で見られながらも、勲章を授けられ生ける軍神として祀り上げられ、なお旺盛な性欲と食欲を失わない久蔵に、妻・シゲ子(寺島しのぶ)は必死で尽くそうとする。

2014年03月09日 トークショー(無料) <タベルことをめぐる映画史> 15:40-
ゲスト:四方田犬彦 (映画研究・比較文学者)

2014年03月15日 恋の秋 Conte d'automne 11:30- (112分)
フランス/1998年/カラー/スタンダード/35mm/112分
製作:フランソワーズ・エチュガライ●脚本+監督:エリック・ロメール●撮影:ディアーヌ・バラティエ●音楽:クロード・マルティ 、ジェラール・パンサネル、ピエール・ペイラス、アントネッロ・サリス●録音:パスカル・リビエ●編集:メアリー・スティーブン●出演:マリー・リヴィエール、ベアトリス・ロマン、アラン・リボール、ディディエ・サンドル、アレクシア・ポルタル
◆ローヌ渓谷の小さな町。ぶどう園でワイン作りに没頭する未亡人のマガリ(ベアトリス・ロマン)がいつまでも独り身でいるのを心配する親友のイザベル(マリー・リヴィエール)とマガリの息子の恋ガールフレンド・ロジーヌ(アレクシア・ポルタル)は、それぞれマガリの恋の相手を探そうとするのだが…。

2014年03月15日 もったいない! Taste The Waste 14:00- (88分)
ドイツ/2010年/カラー/16:9/Blu-ray/88分 プロデューサー:アストリッド・ファンデカーコーヴェ●プロデューサー+監督:バレンティン・トゥルン●撮影:ロラント・ブライトシュー●音楽:プルラモン●編集:ビルギット・ケスター
◆現在、地球上では約10億人が飢餓に苦しむ一方で、先進国のスーパーマーケットでは、賞味期限切れ間近の商品など日々大量の食料が廃棄され続けている。この原因を探るため、生産から流通、小売までの仕組みを追い、食料に関わる専門家に取材した意欲作。

2014年03月15日 記録映画 昭和の家事②「漬物をつける」「お正月の支度」 15:45- (61分)
※無料上映
昭和のくらし博物館=小泉和子/1990-92年/カラー/Blu-ray/65分

2014年03月16日 よく知りもしないくせに 잘 알지도 못하면서 11:15- (126分)
韓国/2009年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/Blu-ray/126分 脚本+監督:ホン・サンス●撮影:キム・フンクァン●照明:イ・ウィヘン●音楽:チョン・ヨンジン●編集:ハム・ソンウォン●出演:キム・テウ、コ・ヒョンジョン、ムン・チャンギル、ユ・ジュンサン、ハ・ジョンウ
◆男女が何気なく酒を酌み交わす中で、ドラマを展開させるホン・サンスの魅力が堪能できる作品。映画監督のギョンナム(キム・テウ)は、審査員として招かれた映画祭で酒の失敗を繰り返し、逃げるように済州島へ向かうが、そこで昔の恋人と再会を果たす。

2014年03月16日 トークショー(無料) <韓国映画と韓国の食文化> 13:30-
ゲスト:コウケンテツ (料理研究家)

2014年03月16日 昼間から呑む 낮술 15:00- (116分)
韓国/2009年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/Blu-ray/116分 監督+脚本+撮影+音楽+美術+編集:ノ・ヨンソク●出演:ソン・サムドン、キム・ガンヒ、イ・ラニ、シン・ウンソブ
◆失恋したヒョクチン(ソン・サムドン)を慰めようと、酒の席で友人たちが旅行を計画するが、当日誰も集まらない。凍えるような寒さの中ヒョクチンは仕方なく1人で目的地に向かうが、行く先々で酒と女に心乱され…。超低予算ながら各国の映画祭で高い評価を得たロードムービー。

2014年03月21日 英国王給仕人に乾杯! Obsluhoval Jsem Anglickeho Krale 11:30- (120分)
チェコスロバキア/2007年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/120分 製作:ルドルフ・ビールマン●原作:ボフミル・フラバル●脚色+監督:イジー・メンツェル●撮影:ヤロミール・ショフル●美術:ミラン・ビーチェク●音楽:アレシュ・ブジェジナ●録音:ラジム・フラジークJr.●編集:イジー・ブロジェク●出演イヴァン・バルネフ、オルドジフ・カイゼル、ユリア・イェンチ、マリアン・ラブダ、マルチン・フバ
◆駅のソーセージ売りから、やがて高級ホテルの主任給仕人にまでのぼりつめる背の小さな男の半生を寓話的に描いた作品。「何も見聞きしないと同時にすべてを見聞きする」存在である給仕人の視点から、ナチスドイツに占領され激動の時代を迎えていくチェコの現代史を辿る。

2014年03月21日 ひなぎく Sedmikrásky/魔女のバイオリン 14:00- (75分)
ひなぎく Sedmikrásky チェコスロバキア/1966年/カラー/スタンダード/35mm/75分
原案+脚色+監督:ヴェラ・ヒティロヴァー●原案:パヴェル・ユラーチェク●脚色+美術+衣装:エステル・クルンバホヴァー●撮影+美術:ヤロスラフ・クチェラ●音楽:イジー・シュスト、イジー・シュルトル●出演:イヴァナ・カルバノヴァー、イトカ・ツェルホヴァー
◆ソ連の圧力下に置かれ閉塞的な社会状況の中で、恐いもの知らずの2人の少女は、大人の男を翻弄し、自由で無軌道な行動を繰り返す。共産主義への強烈なアンチテーゼを含み、国内では上映禁止処分となった、チェコ・ヌーヴェルヴァーグを代表する1作。
魔女のバイオリン Sestřeničky
チェコスロバキア/1988年/カラー/スタンダード/35mm/8分 監督:ヴァーツラフ・ムレグル●美術:イジー・シャラモウン
◆道路の真ん中でバイオリンを弾く女。その音色に惑わされたトラックが事故で大破し、乗っていた男は魅入られたように女の後をついていく。やがて男たちは、動物に変えられ…。

2014年03月22日 <親子上映会> 11:30- (計83分)
てんまのとらやん
ビデオ東京/1971年/カラー/スタンダード/16mm/18分 監督:河野秋和、中村武雄
◆むかし、大阪の天満に、とらやんというなまけものが住んでいた。働きもせずぶらぶらしていたとらやんは、ある日うなぎが食べたくなって魚釣りを始めるが…。
日本むかしばなし さるかに 学研AV局/1972年/カラー/スタンダード/16mm/20分 監督:岡本忠成
◆にぎりめしと柿のたねを交換したカニとサル。やがて柿の木にはたくさんの実がなったが、カニは柿の実を取れない。そこへサルがやってきて…。
鬼がくれ山のソバの花
電通+電通映画社/1979年/カラー/スタンダード/16mm/24分 監督:岡本忠成
◆鬼がくれ山には大きな鬼が住んでいて、村人たちにソバを食わせろと命じるので、村には少しのソバ粉も残っていない。おしのは鬼に腹を立て、1人で山へ登った。
二匹のサンマ
1960年/白黒/スタンダード/16mm/22分 監督:久里洋二
◆久里洋二初のアニメーション作品。谷川俊太郎の詩もあいまって、めまぐるしく発展する文明の中で、ひたすらサンマを焼く女の行為が強く印象に残る。

<親子上映会>では、お子様と一緒に映画を楽しんでいただくために、以下のような上映をします。
・受付にてベビーカーをお預かりします。
・上映時も場内に薄く灯りをつけておきます。
・通常の上映よりも音量を少し下げてご覧いただきます。
・飽きたり泣いたりしてしまったお子様をあやせるスペースをご用意します。
一般のお客様もご覧になれますが、上記のような上映形態であることをご了承ください。

2014年03月22日 不知火海 13:15- (153分)
青林舎/1975年/カラー/スタンダード/16mm/153分 製作:高木隆太郎●演出+編集:土本典昭●撮影:大津幸四郎●音楽:小栗孝之、松村禎三●録音:浅沼幸一●編集:市原啓子●ナレーション:伊藤惣一
◆1969年から水俣に入り取材を続けてきた土本典昭による、水俣シリーズの5作目にしてひとつの到達点とも呼ぶべき長篇ドキュメンタリー。生き物が戻りはじめ再生へと向かう海、成長していく胎児性患者たち、補償金によって豊かな暮らしを送る家族、それぞれに作り手の優しい眼差しが注がれていく。

2014年03月22日 有明海の干潟漁 16:15- (33分)
※無料上映
桜映画社/1989年/カラー/スタンダード/16mm/33分 企画:国立歴史民俗博物館●製作:村山和雄●脚本+監督:大島善助●撮影:岩永勝敏、山屋恵司
◆有明海は日本最大の泥状干潟であり、干潟特有の魚介類が豊富に存在している。ここに生きる漁民が編み出した伝統漁法を記録し、漁撈習俗の大切さを訴える作品。

2014年03月23日 裸の島 11:30- (98分)
近代映画協会/1960年/白黒/シネマスコープ・サイズ/35mm/98分 製作:松浦栄策●製作+脚本+監督+美術:新藤兼人●撮影:黒田清巳●照明:永井俊一●音楽:林光●録音:丸山国衛●編集:榎寿雄●出演:乙羽信子、殿山泰司、田中伸二、堀本正紀
◆瀬戸内海の孤島に暮らす一家は、やせた土地を耕してわずかな作物を育て、1日の大半を離れた島から水を運ぶ作業に費やしながら、日々の生活を送っている。台詞を排し、反復される毎日の営みを淡々と描きだした本作は、新藤兼人の代表作として広く知られている。

2014年03月23日 米 14:00- (118分)
東映東京/1957年/カラー/スタンダード/35mm/118分 企画:マキノ光雄、本田延三郎、吉野誠一●原作+脚色:八木保太郎●監督:今井正●撮影:中尾駿一郎●美術:進藤誠吾●照明:元持秀雄●音楽:芥川也寸志●録音:岩田広一●出演:江原真二郎、南原伸二、中村雅子、中原ひとみ、木村功、望月優子
◆貧しい農漁村に生きる老若男女のたくましさを描いた、今井正の初カラー作品。田植えが終わり、村祭りが行なわれる頃、対岸に住む娘たちに夜這いをかける遊びに興じる若者たちの中で、農家の次男坊である次男(江原真二郎)は千代(中村雅子)に淡い恋心を抱くようになる。

2014年03月29日 日本文化のふるさと 第7集 椿山 焼畑に生きる 11:30- (95分)
※無料上映
グループ現代=民俗文化映像研究所/1977年/カラー/スタンダード/16mm/95分 製作:小泉修吉●演出+話:姫田忠義●撮影:伊藤碩男、澤幡正範
◆四国・石槌山にある小集落・椿山(つばやま)。ここでは、国内においては1950年代から急速に消えていった、雑穀主体の焼畑農業を営々と続けてきた。焼畑と農作業の風景を4年に亘って記録した作品。

2014年03月29日 不安な質問 *東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品 14:00- (90分)
たまごの会映画委員会/1979年/カラー/スタンダード/16mm/90分 製作:松川義子、湯浅鉄史、武田哲夫●企画:たまごの会●脚本+構成+演出:松川八洲雄●撮影:瀬川順一●音楽:間宮芳生●編集:たまごの会映画委員会
◆毎日口にする食べ物に不信を抱くようになった人々が、筑波山のふもとに「たまごの会」という共同体を組織し、消費者自給農場を営む過程を記録した自主制作ドキュメンタリー。破綻しつつある共同生活、組織内の分裂といった問題を露わにしながら、日本の農や食への疑問を鋭くえぐり出す。

2014年03月29日 日本の稲作―そのこころと伝統― 16:00- (42分)
※無料上映
英映画社/1974年/カラー/スタンダード/16mm/42分 製作:高橋銀三郎●企画:文化庁●脚本+監督:青山通春●撮影:宮下英一、千葉寛●撮影+照明:長井貢●音楽:真鍋理一郎●録音:赤坂修一●解説:竹内三郎
◆農業の近代化に伴って消滅しつつある、旧来の行事や伝承を日本文化の基礎として追求したもの。列島を縦断し、鹿児島から岩手に至る日本各地で撮影されている。

2014年03月30日 ブタがいた教室 11:30- (109分)
「ブタがいた教室」製作委員会/2008年/カラー/ヴィスタヴィジョン・サイズ/35mm/109分 製作:佐藤直樹●プロデューサー:椋樹弘尚、田中正、廣瀬和宏、小川勝広●原案:黒田恭史●脚本:小林弘利●監督:前田哲●撮影:葛西誉仁●美術:磯見俊裕●音楽:吉岡聖治●録音:小野寺修●編集:高橋幸一●出演:妻夫木聡、大杉漣、田畑智子、原田美枝子、甘利はるな
◆6年生の担任になった新米教師の星(妻夫木聡)は、生き物を食べることの意味を身体で感じてほしいと、クラスで1年間ブタを飼うことを提案する。卒業間近になり、生徒たちの間では可愛がってきたブタをこのまま食べて良いものか意見が分かれ、学級会が開かれるが…。

2014年03月30日 ある精肉店のはなし 14:00- (108分)
※特別料金での上映
(一般1,200円、大学・高校生・シニア1,000円、小中学生・友の会会員800円)
やしほ映画社=ポレポレタイムス社/2013年/カラー/16:9/Blu-ray/108分 製作統括:大槻貴宏●プロデューサー:本橋成一●監督+ナレーション:纐纈あや●撮影:大久保千津奈●音楽:佐久間順平●録音:増田岳彦●編集:鵜飼邦彦
◆大阪・貝塚市で生産直販の精肉店を営む北出家の、最後の屠畜までの日々を見つめたドキュメンタリー。江戸時代から被差別部落の生業として屠殺を行ってきた一家の歴史をひも解きつつ、いのちを繋げるという生の本質に関わる仕事を真摯に、そしてしなやかに受け止めてきた家族の記録である。

2014年03月30日
トークショー(無料) 16:00-
ゲスト:纐纈あや (映画監督)、石坂健治 (日本映画大学教授)

●特集上映「タベルこと、イキルこと」関連トークショー
多彩なゲストが登壇!参加費無料!
3月9日(日) 15:40~ ゲスト:四方田犬彦 (映画研究・比較文学者)
<タベルことをめぐる映画史>古今東西の映画史において「食べる」という行為がどのように表現されてきたかを、独自の観点から映画研究に取り組む四方田犬彦氏が切り取ります。

3月16日(日) 13:30~ ゲスト:コウケンテツ (料理研究家)
<韓国映画と韓国の食文化>上映作品をはじめ、様々な韓国映画から浮かび上がってくる韓国の食文化について、料理研究家であるコウケンテツ氏がトークを繰り広げます。

3月30日(日) 16:00~ ゲスト:纐纈あや (映画監督)、石坂健治 (日本映画大学教授)
昨年11月29日(いい肉の日)を皮切りに、現在に至るまで日本全国で大ヒットを続けている『ある精肉店のはなし』。監督の纐纈あや氏をお招きし、ドキュメンタリー史に造詣の深い日本映画大学教授・石坂健治氏が作品の裏側を語り合います。

Access Information

川崎市市民ミュージアム カワサキシシミンミュージアム

Kawasaki City Museum

Address
〒211-0052
川崎市中原区等々力1-2
Website
https://www.kawasaki-museum.jp/[Open in new window]
Updated Date:2024.10.22
Created Date:2014.2.4

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