ID:26050
アルバースの版画展
Venue
鹿児島市立美術館
KAGOSHIMA CITY MUSEUM OF ART
Period
February 10 (Tue), 2009 ~ March 29 (Sun), 2009
Exhibition Outline
アルバースの版画展 アルバースノハンガテン
全く同じ形なのに大きさが違って見える、平らな作品なのに飛び出して見えたり奥行きを感じたりする・・・・・人間の目は、色や形の組み合わせでいとも簡単に惑わされてしまうことを、アルバースの作品は証明しています。
ジョセフ・アルバース(1888-1976)は、ドイツのボトロップで生まれました。ベルリンやエッセン、ミュンヘンの美術学校で学んだあと、1920年、ドイツの総合造形学校バウハウスに入学します。そして3年後にはバウハウスで教鞭を執り、その後教授、副校長となります。1933年にバウハウスが閉鎖されると、アルバースはアメリカへ渡り、大学で教育者として教鞭をふるいました。アルバースが追究した絵画における平面と奥行きの関係、知覚の多様性の研究は、アメリカの多くの美術学生に影響を与え、また、オプ・アート(光学的・視覚的な美術)の先駆者ともみなされています。
彼が1972年に刊行した版画集「私の公式と表現思想」は、バウハウス時代からのアルバースの作品をシルクスクリーンで再現したもので、約2年かけて彼自身が監督し、それぞれの作品に別冊で解説をつけています。本展覧会では、この版画集にアルバースの言葉を添えて展示し、彼が探究した視覚効果をお楽しみいただきます。
- Closing Days
- 月曜日(祝日の場合はその翌日)
- Admission (tax included)
- 一般200円、高大生150円、小中生100円
(所蔵品展と共通。年間パスポートでもご覧いただけます。) - Exhibition Website
- http://kagoshima.digital-museum.jp/artmuseum/
- Exhibition Inquiries
- Tel 099-224-3400
Access Information
鹿児島市立美術館 カゴシマシリツビジュツカン
KAGOSHIMA CITY MUSEUM OF ART
- Address
-
〒892-0853
鹿児島市城山町4-36 - Website
- https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
Created Date:1999.3.31