ID:25622

2009年新春展「丑(うし)」

古今東西ウシづくし

Venue

天理大学附属 天理参考館

Tenri University Sankokan Museum

Period

January 21 (Wed), 2009 ~ February 26 (Thu), 2009

Exhibition Outline

2009年新春展「丑(うし)」 2009ネンシンシュンテン「ウシ」 古今東西ウシづくし

ウシと人とのかかわりが遥か悠久の昔にさかのぼることは、旧石器時代のアルタミラやラスコーの洞窟に描かれた野性のウシなどからうかがい知ることができます。壁画は狩猟の成功への祈りだったのでしょう。
また、農耕が始まると、狩猟の対象としてのウシは、犂(すき)を引き耕地を耕す労働力の担い手として重要な役割を果たすようになりました。すでに8000年程前にはウシは家畜化されていたといわれます。また、精神生活のうえでも、ウシは豊穣のシンボルとして崇拝の対象となっていきました。
こうした長い歴史を経て、現在、人々の生活の中にはさまざまなウシの造形をみることができます。
今回の展覧会では、丑年にちなみ、牛皮でつくられた影絵人形などの海外の資料や、赤べこ、撫(な)で牛といった身近な資料のほか、古代中国、オリエント考古資料など、古今東西のウシを一堂に会しました。
様々なウシの造形をお楽しみいただくと共に、展示品から改めてウシと人とのかかわりの空間的広さや歴史的悠遠性を感じ取っていただければ幸いです。

Organizer
天理大学附属天理参考館
Closing Days
毎週火曜日(1月27日は開館)
Admission (tax included)
大人 400円、団体(20名以上) 300円、小・中学生 200円の通常料金でご覧いただけます。
Exhibition Website
http://www.sankokan.jp/
Exhibition Inquiries
TEL 0743-63-8414

Access Information

天理大学附属 天理参考館 テンリダイガクフゾクテンリサンコウカン

Tenri University Sankokan Museum

Address
〒632-8540
天理市守目堂町250
Website
https://www.sankokan.jp/
Updated Date:2010.9.21
Created Date:1999.3.31