ID:10609

近代の美人画

その耽美と憂愁

Venue

うらわ美術館

URAWA ART MUSEUM

Period

April 29 (Sat), 2006 ~ June 18 (Sun), 2006

Exhibition Outline

近代の美人画 キンダイノビジンガ その耽美と憂愁

「女性美」は、古今東西を問わず、美術の永遠のテーマであると言ってよいでしょう。特に江戸時代は、浮世絵の流行とともに美人画が最も愛された時代でした。明治以降も、以前根強い人気を保って殊玉の名品が数多く描かれてきました。浮世絵の流れを汲む鏑木清方、池田輝方・蕉園夫妻、清方門下の伊藤深水など、上方では、上村松園をはじめとする女流作家たちや、土田麦僊、菊池契月、甲斐庄楠音などが、印象深い名作を残しています。
このような美人画を見る機会は少なくはありませんが、近代美人画の全貌を知ることは容易ではありません。特に美人画のコレクターが長い年月と情熱をかけて収集した作品がまとまって公開される機会は、まだまだ少ないと言えるでしょう。本展はコレクターの全面的協力を得て、80余点の作品を特別公開するものです。このコレクションの特色は、大正時代から昭和初期にかけての日本画特有の耽美的で憂愁を含んだデカダンス趣味にあるといえます。近代日本画における女性美が、どのように表現されてきたかを分かりやすく、興味深く紹介します。

Organizer
うらわ美術館
Closing Days
月曜日
Admission (tax included)
一般630円(500円)大高生420円(330円)中小生210円(160円)
*( )内は20名以上の団体料金
Exhibition Website
http://www.uam.urawa.saitama.jp/
Exhibition Inquiries
048-827-3215(代)

Access Information

うらわ美術館 ウラワビジュツカン

URAWA ART MUSEUM

Address
〒336-0062
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階
Website
https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
Updated Date:2010.10.25
Created Date:2002.3.14