ID:9897

breath

山田秀寿ドローイング展

会場

ギャラリー・エフ

Gallery ef

会期

2006年3月24日(金) ~ 2006年4月17日(月)

展覧会概要

breath breath 山田秀寿ドローイング展

1991年からアーティストとしての活動をスタートした山田秀寿は、オゾン・コミュニティなどで定期的に個展を開催した後、99年、イギリスに渡りました。イギリスでは、ロンドンのイーストエンドを拠点に創作活動を展開。独特なタッチで描き出す人物ポートレートに抽象的なデザインを大胆に重ね合わせていくその感性はロンドンでも高く評価され、数々の個展を開催しました。 ? とりわけ、ファッション業界からの注目度は高く、コシノミチコ、ラファエル・ロペス、フロストフレンチ、ヤヌークなど数多くのデザイナーやブランドからオファーを受け、イラストレーションを提供。注目すべきアーティストとして紹介され、ロンドンのクリエイターたちにその名を知られることとなりました。 展覧会?『breath』?は、山田秀寿が日本への帰国後、初めて開催する新作展です。テーマとして選んだのは「東京の風景」。自らの故郷でもある東京をスケッチによって描き続ける行為は、山田秀寿に新しい視点をもたらしました。タイトルが示す通り、それぞれのモチーフは日々の生活で呼吸をするように、当たり前に接している風景や身の回りの品ばかりです。しかし、彼はそのささやかな存在を愛おしむかのように柔らかく描いていきます。 ? 彼は、これらのドローイングを透明のフィルムに転写し、絵の裏側から彩色していきます。これは、ラインの躍動感を強調する表現を求めてロンドン時代に彼が考案した手法です。今回の展覧会では、これらの作品を1200mm幅の透明フィルムにコラージュしていきながら、約30点の大型作品を制作し、ドローイング・コラージュによる空間展示を構成します。 ? 会場は江戸時代末期に建てられた土蔵。約140年にわたる時間が育んだ重厚な建築物の中に、東京の「現在」を描いたスケッチが織りなすイメージの世界を創出します。

休催日
火曜日
観覧料
入場無料
展覧会ホームページ
http://www.gallery-ef.com
展覧会問合わせ先
03-3841-0442

会場情報

ギャラリー・エフ ギャラリー・エフ

Gallery ef

会場住所
〒111-0034
台東区雷門2-19-18
更新日:2008年3月6日
登録日:2004年1月19日