ID:9351

華宵の少年画

《チャレンジ展示:華宵萌え~》付き

会場

高畠華宵大正ロマン館

Kasho Museum

会期

2005年10月28日(金) ~ 2006年1月15日(日)

展覧会概要

華宵の少年画 カショウノショウネンガ 《チャレンジ展示:華宵萌え~》付き

「少年」という言葉を聞いた時、みなさんはどのような少年の姿を思い浮かべるでしょう?困難に負けない健気な少年や、冒険や戦いに挑む勇敢なヒーローなど、絵本やアニメのストーリーの中の少年の姿でしょうか?あるいは、今はもう大人になってしまった我が子の少年時代や、自分自身の少年時代の姿を思い浮かべる人もいるかもしれません。
今回の展覧会のテーマは、そんな心に生きる「少年」のイメージです。高畠華宵の「少年」といえば、『少年倶楽部』や『日本少年』などの少年雑誌を飾った表紙絵や挿絵がまず思い浮かびますが、絵本や日本画、スケッチなどにも少年の図像を残しています。本展覧会では、これら華宵の描いた少年を幅広くご紹介していきます。ぜひ、みなさんの心の中の「少年」と華宵の「少年」を重ね合わせながら、お楽しみ下さい。

テーマ1:日本画・下絵・スケッチ
若武者や歴史上の人物の少年時代を描いた日本画・下絵、少年のいる風景を題材としたスケッチを中心に展示します。あわせて華宵が少年時代(幼年期~画学校 時代)に描いたスケッチもご紹介します。

テーマ2:絵本
『しあわせの王子』『アルプスの少年』『ティティ王子物語』など、華宵が戦後に描いた絵本挿絵の原画を展示します。緻密な筆遣いで描き分けられた少年の表情に注目しながら、ぜひ絵本のストーリーや少年の感情にも思いをめぐらせてみてください。


テーマ3《チャレンジ展示:華宵萌え?》
この展示はそもそも「80年前の古い作品…と構えることなく、華宵の作品と向き合ってほしい」という思いから生まれました。3Dメガネ(立体メガネ)をかけて見ると、平面の世界がまるで立体の世界に見えるように、“萌え” というメガネを通して見た華宵の作品が、80年前の世界から今の世界へと飛び出し、すぐ近くに感じられるように。そんな願いを込めたチャレンジ展示です。
どうぞ、あなただけの華宵“萌え” ポイントを見つけてみて下さい。

主催者
高畠華宵大正ロマン館
休催日
水・木曜日(11/3、23,1/4、5は開館)12/28-1/3(年末年始休暇)
観覧料
大人(中学生以上)500円
身体障害者手帳をお持ちの方400円
小学生300円
団体(20名以上)400円
「華宵会」会員 無 料
展覧会ホームページ
http://www.kasho.org/
展覧会問合わせ先
089-964-7077

会場情報

高畠華宵大正ロマン館 タカバタケカショウタイショウロマンカン

Kasho Museum

会場住所
〒791-0222
東温市下林丙654-1
ホームページ
http://www.kasho.org
更新日:2010年12月14日
登録日:1999年3月31日