ID:9281

没後25年 八木一夫展

茨城県陶芸美術館開館5周年記念

会場

茨城県陶芸美術館

Ibaraki Ceramic Art Museum

会期

2005年4月23日(土) ~ 2005年6月19日(日)

展覧会概要

没後25年 八木一夫展 ボツゴ25ネン ヤギカズオテン 茨城県陶芸美術館開館5周年記念

八木一夫(1918-1979)は陶芸の世界に、オブジェという新たな造形分野を切り拓いた作家の一人です。伝統ある京都の地に、陶芸家の長男として生まれた八木は、新しい陶芸を目指し、戦後まもない昭和23(1948)年、鈴木治、山田光らと走泥社(そうでいしゃ)を結成しました。昭和29(1954)年に発表した<ザムザ氏の散歩>は、「オブジェ焼」という言葉の端緒となり、用途をもたないやきものとして、現代陶芸史の記念碑的な作品となっています。戦後、国際化する美術の状況の中で、イサム・ノグチや堀内正和など同時代の美術に敏感に反応し、いち早く世界に認められた陶芸家の一人となりました。
生涯を通じて八木は、白化粧や無釉焼締、信楽や黒陶と、次々に作風を変えながら、批判精神と機知あふれる造形を生みだしました。そのオブジェ作品は、今なお新鮮な驚きを観る者に提示し続けています。また、その一方で、八木は古陶磁にも深い理解と洞察を示し、器作品や茶碗にも優れた作品を遺しました。
本展では、初期から晩年までの陶芸作品の他、ガラスやブロンズ、素描等を併せて展示し、戦後陶芸の流れを変えた陶芸家・八木一夫の軌跡を回顧します。

主催者
茨城県陶芸美術館
日本経済新聞社
NHK水戸放送局
休催日
5月2日を除く月曜日
観覧料
一般700[550]円/高大生500[400]円/小中生250[200]円
※ []内は20名以上の団体料金及び観覧引換券(JR東日本びゅうプラザ、みどりの窓口で平成17年4月9日から発売)料金
展覧会ホームページ
http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/
展覧会問合わせ先
茨城県陶芸美術館:0296-70-0011

会場情報

茨城県陶芸美術館 イバラキケントウゲイビジュツカン

Ibaraki Ceramic Art Museum

会場住所
〒309-1611
笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
ホームページ
https://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/
更新日:2024年10月22日
登録日:2006年1月17日