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還ってきた ORIGAMI

吉澤章 創作の原点から現代まで

会場

紙の博物館

papermuseum

会期

2005年9月13日(火) ~ 2005年11月6日(日)

展覧会概要

還ってきた ORIGAMI カエッテキタ オリガミ 吉澤章 創作の原点から現代まで

創作折り紙作家・吉澤章は1955年に初めての海外個展を、オランダのアムステルダム市立美術館で開催しました。当時44歳で、最も創作意欲にあふれた時期の作品300点が展示され、またたく間にヨーロッパ中の注目を集め、画期的な造形美術“ORIGAMI”として名声を確立されました。以後、世界各地で展覧会が開催されましたが、1959年、ニューヨークの展示の際に作品がなくなるというハプニングが起こったのです。
もちろん、手を尽くして探したものの、作品の行方はわかぬままとなっていました。それが半世紀を経た昨年、その作品の一部が見つかり、吉澤氏のもとに還ってきたのです。これらの作品に氏が再会できたのは本当に幸運でした。というのは、今年3月、奇しくも94歳の誕生日に亡くったからです。
吉澤氏は一枚の紙で、はさみやのりを一切使わず、動植物から自画像までを立体的に表現するという新技術を確立され、ORIGAMIとして世界に通用する芸術に高めました。
この企画展では、還ってきた作品を含めて、吉澤章の創作の原点から現代までの代表的な作品を一堂に展示します。

休催日
月曜日(国民の祝日・振替休日と重なる場合は開館) 振替休館日(国民の祝日・振替休日後の最も近い火-金曜日)
観覧料
大人 300(240・720)円
小・中・高生 100(80・240)円
※( )内は団体(20人以上)・3館共通券
※3館共通券をお求めになりますと,北区飛鳥山博物館,澁澤史料館も入館できます。
展覧会ホームページ
http://www.papermuseum.jp
展覧会問合わせ先
紙の博物館 03-3916-2320

会場情報

紙の博物館 カミノハクブツカン

papermuseum

会場住所
〒114-0002
北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
更新日:2010年11月8日
登録日:2003年2月20日