ID:8852

企画展「大正・昭和時代と子供たち」

会場

高岡市立博物館

Takaoka Municipal Museum

会期

2005年7月15日(金) ~ 2005年9月4日(日)

展覧会概要

企画展「大正・昭和時代と子供たち」 キカクテン「タイショウ・ショウワジダイトコドモタチ」

大正期から昭和初期の時代、子供たちは、下駄をはいてじゃり道の先にある木造校舎へと通い、豊かな自然と触れ合って育ちました。また、家庭においては、弟や妹など幼子の子守や家事も子供たちの重要な役割でした。農作業や港の仕事など外での労働に忙しい母親達のために、大正末から昭和初期に託児所(現在の保育園)ができ始め、早朝から夜遅くまで集団生活を体験した乳児や幼い子供たちもいました。
太平洋戦争が激しくなると共に、生活物資の不足からくる耐乏生活が続きました。学徒勤労動員により子供たちも軍事工場に配置され、都会の子供は親と離れて地方での疎開生活を体験。そして戦後の混乱期を経て、昭和30年代以降の豊かな衣・食・住に恵まれ、テレビの子供への影響も色濃い時代の子供の暮らしがありました。
本展では、大正期から高度経済成長期までの60年余を振り返り、その時々の世情を映す子供たちの生活に着目してたどります。
保育園・幼稚園・小中学校など集団における場と家庭での子供たちの生活を紹介し、当時の小学校の机や椅子、教科書・ノートなどの学用品、図画・習字など生徒作品などのほか、玩具・遊戯具・雑誌などを関連写真とともに展示します。

休催日
毎週月曜日(但し7月18日は開館し、翌日休館します)
観覧料
無料
展覧会ホームページ
http://www.e-tmm.info/
展覧会問合わせ先
高岡市立博物館・0766-20-1572

会場情報

高岡市立博物館 タカオカシリツハクブツカン

Takaoka Municipal Museum

会場住所
〒933-0044
高岡市古城1-5
更新日:2010年10月22日
登録日:2002年8月7日