ID:8799
転換期の作法 ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術
会場
東京都現代美術館
MUSEUM OF CONTEMPORARY ART, TOKYO
会期
2006年1月21日(土) ~ 2006年3月26日(日)
展覧会概要
転換期の作法 ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術 テンカンキンサホウ ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーノゲンダイビジュツ
20世紀末から21世紀初頭にかけてまさに激動の時代を体験している、中東欧地域(ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー)の現代美術を紹介することが本展覧会の目的です。これまでにも、この地域の現代美術を含む展覧会は開催されたことがありますが、主として90年代以降に焦点を絞った本展覧会は日本で初めての試みです。
1989年、旧東欧諸国では雪崩を打って社会主義体制が崩壊しました。そして2004年5月には、上記4カ国を含む10カ国がEUへの加盟を果たしました。古い価値体系が覆された後にやってきたのは、必ずしもユートピアという訳ではありませんでした。弱者救済の措置が十分に執られることもないまま、貧富の差は開く一方だといいます。そのような、いわば「資本主義的ジャングル」の中で生き延びるための様々な戦略が必要とされており、作家たちもまたその例外ではありません。たとえば、地に根を張る確かさと、臨機応変の柔軟さ、そしてユーモア精神は、そんな今をたくましく生き延びるための技法といえましょう。また、一見荒唐無稽に見えたとしても、実は入念な観察と奥深い洞察に満ちた作品も多く見られます。
この展覧会をきっかけとして、極東アジアと中東欧とが相互に影響を与え合い、共鳴する未来、共に生きる世界に向けての模索を行うことができればと期待しています。
- 休催日
- 月曜日
- 観覧料
- 大人1,000円、学生800円、中学生・高校生・65歳以上500円
- 展覧会ホームページ
- http://www.mot-art-museum.jp
- 展覧会問合わせ先
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場情報
東京都現代美術館 トウキョウトゲンダイビジュツカン
MUSEUM OF CONTEMPORARY ART, TOKYO
- 会場住所
-
〒135-0022
江東区三好4-1-1(木場公園内) - ホームページ
- https://www.mot-art-museum.jp/
- 問い合わせ先
- 03-5777-8600
登録日:1999年3月31日