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土門拳「ヒロシマ」

会場

土門拳記念館

Ken Domon Museum of Photography

会期

2005年6月14日(火) ~ 2005年9月25日(日)

展覧会概要

土門拳「ヒロシマ」 ドモンケン「ヒロシマ」

昭和32年(1957)、原爆投下から12年を経て、生まれて初めて広島の地を踏んだ土門拳は、その実態をまのあたりにし、あらためて原爆被害の深刻さに衝撃を受けました。グラフ取材という仕事の一つとして向かったのでしたが、行ってみて、驚き、これはいけない、と狼狽しました。「ヒロシマを忘れていたというより、実は初めから何も知ってはいなかったのだ。」と気づいたのです。
カメラを手にする人間としての使命感に強く駆られ、憑かれたように広島に通い詰めた土門は、原爆病院の患者たちをはじめ、被爆者たちの悲惨な日々、陰険執拗な「魔の爪跡」を約7,800コマのフィルムに記録しています。
13年を経ていまだ原爆症と日々闘う人々、町は復興しつつあっても体や心に残る消えることのない傷、原爆がもたらした憎悪と失意…。土門は広島の現実の姿に真正面から向き合い、写真を撮り、文章を書くかたちで、決して過去の出来事ではない「生きているヒロシマ」を提起したのです。
これらを掲載した写真集『ヒロシマ』(研光社)は、1933年(1958)刊行され、日本はもとより、広く海外でも反響を呼びました。

休催日
なし
観覧料
一般420円(20名以上360円)
学生210円(20名以上150円)
小中100円(20名以上80円)
土日は小中学生無料
展覧会ホームページ
http://www.domonken-kinenkan.jp/
展覧会問合わせ先
財団法人 土門拳記念館 Tel.0234-31-0028

会場情報

土門拳記念館 ドモンケンキネンカン

Ken Domon Museum of Photography

会場住所
〒998-0055
酒田市飯森山2-13 (飯森山公園内)
ホームページ
http://www.domonken-kinenkan.jp/
更新日:2010年12月9日
登録日:1999年3月31日