ID:82225
コレクションによる特集展示
Special Exhibitions From The Collection
特集Ⅰ 戦争
特集Ⅱ ヒノマル・イルミネーション
Exhibition I: War
Exhibition II: Hinomaru Illumination
会場
高知県立美術館 2階 展示室B、C
THE MUSEUM OF ART, KOCHI
会期
2026年7月19日(日)-9月22日(火・休)
展覧会概要
コレクションによる特集展示 特集Ⅰ 戦争
特集Ⅱ ヒノマル・イルミネーション トクシュウⅠ センソウ
トクシュウⅡ ヒノマル・イルミネーション
Special Exhibitions From The Collection Exhibition I: War
Exhibition II: Hinomaru Illumination
ロシアによるウクライナ侵攻、パレスチナ・ガザ地区で続く人道危機、アメリカによるイラン攻撃――。第二次世界大戦の終戦から81年を迎えるいま、「戦争」や「国家」は、私たちの日常から遠い言葉ではなくなりました。先行きの見通せない時代に、当館コレクションによるふたつの特集展示を行います。
特集Ⅰ「戦争」では、オットー・ディックス(1891-1969)、アンゼルム・キーファー(1945-)、宮崎進(みやざきしん)(1922-2018)の作品を通じて、戦争にまつわる表現に目を凝らします。
第一次世界大戦に従軍したドイツ人画家のディックスは、1,600万人が犠牲となった未曾有の殺戮(りく)を目撃し、600枚のスケッチを残しました。戦後1924年に発表した版画集《戦争》は、その悲惨さを赤裸々に伝える告発の記録です。本展では《戦争》全50点に加え、第二次大戦中のナチの略奪を題材にしたキーファーの《アタノール》、シベリア抑留の経験をもとにした宮崎の《ラーゲリの壁(コムソモリスク第3分所)》を一堂に紹介します。
国家を象徴する国旗。それに関わる表現は、いまなお社会的・政治的な議論の対象です。特集Ⅱ「ヒノマル・イルミネーション」では、柳幸典(やなぎゆきのり)(1959-)による同名の大作を、400平米の空間にただ1点展示します。
縦3メートル、横4.5メートル。本作はバブル期の繁栄街に立ち並んだネオン看板のようなしつらえのもと、赤と白のネオン管がプログラムにしたがって明滅し、日の丸のイメージが絶えず変容します。ネオンが放つ鮮烈な光は、混迷する世界を生きる私たちに、多くの問いを投げかけるでしょう。
ふたつの特集における作家たちの切実な表現を通して、戦争や国家をめぐる想像を広げていただくことを願っています。
- 主催者
- 高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)
- 協賛・協力等
- 後援 高知県教育委員会、高知市教育委員会、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送
- 休催日
- 会期中無休
- 開催時間
- 9時 ~ 17時
- (入場は16時30分まで)
- 観覧料
- 一般当日800円(640円)、大学生当日500円(400円)、高校生以下無料
- ※( )内は20名以上の団体料金。 ※年間観覧券所持者は無料。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料。 - 展覧会ホームページ
- https://moak.jp/event/exhibitions/post_585.html
イベント情報
本展記念対談 柳幸典×安田篤生
登壇 柳幸典(本展出品作家)、安田篤生(当館館長)
日時 8月30日(日)14:00~
会場 1階 講義室 定員 50名[無料]
予約方法 7月8日(水)10:00より電話(088-866-8000 / 10:00~17:00)にて受付開始。定員に達し次第、受付を終了します。
サタデー・レクチャー
「オットー・ディックスの《戦争》について」
日時 8月15日(土)14:00~
講師 奥野克巳(当館学芸課長)
会場 1階 講義室 定員 50名[無料・予約不要]
会場情報
登録日:2026年7月21日