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東京アトリエ探訪 ―画廊・アトリエ村・美術学校―

特集展示 生誕120年 小牧源太郎

会場

板橋区立美術館

ITABASHI ART MUSEUM

会期

2026 4/24fri.→6/14sun.

展覧会概要

東京アトリエ探訪 ―画廊・アトリエ村・美術学校― トウキョウアトリエタンボウ ―ガロウ・アトリエムラ・ビジュツガッコウ― 特集展示 生誕120年 小牧源太郎

「池袋モンパルナス」を象徴するアトリエ付き住宅は、1920年代から40年代にかけて、池袋駅から現在の椎名町駅・千川駅にかけての地域に、多い時には数百棟もあったと言われています。もっと広く東京の街を眺めてみると、画廊が立ち並ぶ銀座に加え、落合、田端、そして美術館や美術学校のある上野周辺にも芸術家や文学者たちが暮らし、集まりました。1945年、東京大空襲によって多くの地域が焼け野原になった後にも、池袋をはじめとする各地で画家たちのコミュニティは再建されていきます。下落合にアトリエを構えた阿部展也のアトリエには、福島秀子や漆原英子といった若手画家たちが通いました。さらに時代は過ぎて1960年代、新宿や銀座には篠原有司男をはじめとするネオ・ダダイズム・オルガナイザーズの芸術家たちが集い、パフォーマンスなどを行いました。本展では大正から昭和の東京の街に集った芸術家たちの作品を紹介いたします。

特集展示
生誕120年 小牧源太郎
小牧源太郎(1906-1989)は、京都の北部、現在の京丹後市のちりめん問屋に生まれました。旧制中学卒業以降は京都市内に移り住み、立命館大学在学中の1933年に岡崎勧業館で行われていた「巴里新興美術展覧会」に出品されていたマックス・エルンストやイヴ・タンギーらのシュルレアリスム絵画に衝撃を受けました。1935年からは、京都に暮らす洋画家、須田国太郎が指導する独立美術京都研究所に通い、そこで北脇昇に出会います。小牧の描く作品は次第に現実を離れた象徴的なもの、シュルレアリスムに影響を受けたものへと変わっていきます。さらに戦時中から戦後にかけて、小牧は西洋のシュルレアリスムを再現するのではなく、彼自身の中に根付いていた思想や、彼にとって身近な京都の街の土着的な信仰、仏像などを独自に描くようになりました。戦後は民俗学、精神分析といったものに関心を持ち、83歳で亡くなる年まで制作と発表を続けました。
京都に暮らした小牧ですが、戦前より展覧会に合わせて上京していました。戦前は福沢一郎が結成した美術文化協会に参加し、寺田政明や古沢岩美といった同世代の池袋の画家たちとも交流しました。戦後もたびたび上京し、板橋区前野町にあった古沢の家に立ち寄ることも多かったようです。板橋区立美術館で所蔵する小牧源太郎の全作品と資料をあわせてご紹介します。

休催日
月曜日、5月7日[木]( 但し、5月4日[月・祝]は開館)
開催時間
9:30 ~ 17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
無料
展覧会ホームページ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4002027/4002034.html

イベント情報

【講演会】「小牧源太郎のフェティシズムー京都から広がる世界」
5月16日[土]14:00-15: 30 (13:30開場)
講師:清水智世氏(京都府京都文化博物館学芸員)/定員:60名(先着順)
事前申込不要、参加費無料
直接当館講義室にお越しください。

担当学芸員によるギャラリートーク
5月2日[土] / 5月30日[土]
いずれも14:00-14:30
事前申込不要、参加費無料
直接2階展示室にお越しください。

会場情報

板橋区立美術館 イタバシクリツビジュツカン

ITABASHI ART MUSEUM

会場住所
〒175-0092
板橋区赤塚5-34-27
ホームページ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
問い合わせ先
03-3979-3251
更新日:2026年4月22日
登録日:2026年4月21日