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開館40周年記念

路傍小芸術

街のあちこちから集める心に染みる思い出の造形まじめで正直な展覧会

会場

新潟市美術館

Niigata City Art Museum

会期

2026年1月24日【土】~3月22日【日】

展覧会概要

開館40周年記念 路傍小芸術 ロボウショウゲイジュツ 街のあちこちから集める心に染みる思い出の造形まじめで正直な展覧会

無名の人々の手で作り出され、多くの人々に見つめられてきた造形の数々を、街のあちこちから集めます。街と人々、ストリートの歴史と民俗に対して、ミュージアムはどこまで、誠実に・正直に・リアルになれるものか、真心をこめて試みる展覧会です。

[A]松田ペットの「例の看板」
ゲストキュレーター:新稲ずな
松田ペット(1973年創業、代表取締役・松田保夫氏)の「例の看板」は、長岡市大島新町の店舗を中心とする半径10キロに多数展開、地元住民の思い出の風景として根付いています。全て看板画家の手描きにより、一枚ずつ微妙に違う「例の看板」の魅力をご覧いただきます。

[B]新潟地震と児童版画
1964年6月16日に発生した新潟地震は、新潟市立南万代小学校に通う子供たちの通学路や生活圏にも大きな被害を与えました。6年2組の子供たちが、家屋や橋の倒壊、コンビナート火災などの惨状を描いた木版画が、今も大切に保存されています。その全46点を紹介します。

[C]にいがた銭湯展
ゲストキュレーター:お笑いコンビ・ジャックポット 大野まさや+春巻まさし(にいがた銭湯大使)
「銭湯」というかけがえのないコミュニティ空間の歴史と現在を、多様なアイテムで紹介。2023年12月、新潟県民会館展示スペースで開催された『にいがた銭湯展』をベースに展開します。

[D]越後川口サービスエリアの手描きポスター
関越自動車道・越後川口SAのインフォメーションに勤務する水落裕子さんが、30年以上にわたって制作し続けてきた手描きポスター。県内各地のイベント情報を、圧倒的な情報量、驚異的な超絶技巧で伝えています。

[E]或る三人の画家
教職をなげうち、独自の画境を追求、遂には足元のアスファルト路面を写生するに至った画家・飯田春行(1933~2022)。昭和の初めに東京で日本画を学び、帰郷後は文具店を営みながら、迫力ある達磨像を描いた井上霞舟(1967年没)。そして、中越の思い出の古民家を、突き刺すような描線で描く高橋一平さん(73)。3人の画家の自由で独自な世界を紹介します。

[F]思い出のセメント彫刻
1960~70年代、新潟市内の小中学校には多数のセメント彫刻がモニュメントとして建立されました。最も異彩を放つ彫刻家・早川亜美(1912~1980)の作品を中心に、子供たちの思い出に残る像の姿を写真や映像で紹介します。

[G]地下駐車場のサンシャイン壁画
西堀地下駐車場(1976年10月オープン)の壁面には、長大なペンキ画が描かれていました。暗い地下空間を彩り続けた、明朗・快活な「地下大壁画」を改めて観察します。

[H]ミニコミ誌『車掌』第27号はカルタです
老若男女がそれぞれの暮らしのひとコマを描いた絵日記が、そのまま全部手描きのカルタになりました。特殊すぎるミニコミ誌『車掌』第27号に、多くの人は途方に暮れることでしょう。

協賛・協力等
協力:新潟市立南万代小学校、新潟市歴史博物館みなとぴあ、新潟県公衆浴場業生活衛生同業組合、新潟市公衆浴場協同組合、日本防災士会新潟県支部、車掌編集部、有限会社ナマラエンターテイメント、株式会社ネクスコ東日本エリアサポート、株式会社松田ペット
休催日
毎週月曜日(2月23日〔月・祝〕は開館)
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時
(観覧券の販売は午後4時30分まで)
観覧料
一般 800円(600円)、高校・大学生:600円(400円)、中学生以下:無料
*カッコ( )内は20名以上の団体料金/リピーター割引料金(本展観覧券の半券提示で本展2回目は団体料金に割引)/あっちも割料金(新潟市新津美術館企画展観覧券提示で団体料金に割引、1回1名・1年間有効)
*障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方、並びに一部の介助者の方は無料(受付でご提示下さい)
*会期中は、本展の観覧券で「コレクション展」もご観覧いただけます
展覧会ホームページ
https://www.ncam.jp/exhibition/8173/

イベント情報

・講演会「路傍の小石を心に寝かせて」 2026年2月1日(日)午後2時~(約90分)
気鋭の哲学者・文章家が、思想や文学の言葉を通じ、「忘れたころに思い出すこと」の豊かさを語ります。
講師:伊藤潤一郎さん(新潟県立大学国際地域学部講師)
会場:新潟市美術館(2階)講堂
聴講無料・申込不要・先着80名
1989年生、千葉県出身。著書に『「誰でもよいあなた」へ 投壜通信』(講談社、2023年)、『ジャン=リュック・ナンシーと不定の二人称』(人文書院、2022年)。訳書に、ナンシー『世界の可能性』(共訳、水声社、2025年)、ナンシー『あまりに人間的なウイルス ─ COVID-19の哲学』(勁草書房、2021年)など。現在、集英社新書プラスにて「睡眠を哲学する」をウェブ連載中。

・美術講座(いずれも午後2時~、約90分、当館2階講堂にて、聴講無料、申込不要、先着80名)
「美術史で歩く新潟」2026年2月15日(日)
「セメント彫刻小史」3月15日(日)
講師:藤井素彦(新潟市美術館学芸員)

○同時開催
・コレクション展1実りの季節に ~2026年2月23日(月・祝)
・コレクション展2路傍風景術 2026年2月27日(金)~3月31日(火)

会場情報

新潟市美術館 ニイガタシビジュツカン

Niigata City Art Museum

会場住所
〒951-8556
新潟市中央区西大畑町5191-9
ホームページ
http://www.ncam.jp/
更新日:2026年2月18日
登録日:2026年2月17日