ID:8110
麻田鷹司と現代日本画展
初公開 湘南のコレクター
会場
平塚市美術館
SHONAN THE HIRATSUKA MUSEUM OF ART
会期
2005年4月23日(土) ~ 2005年5月29日(日)
展覧会概要
麻田鷹司と現代日本画展 アサダタカシトゲンダイニホンガテン 初公開 湘南のコレクター
湘南地方には古来さまざまなコレクターがおり、作家を育て、また文化を育んできました。今回、「湘南のコレクター」というテーマのもと、平塚市内の個人コレクターによる秘蔵の日本画、工芸作品76点を初公開します。
主な出品作家である麻田鷹司 (あさだたかし:1928-1987)作品は35点を展示します。麻田鷹司は、京都生まれ。関東でのまとまった展示は5年ぶりとなります。金、銀を用いた装飾性に加え、奥行きのある造形力で、日本の風景美を追求した作家であり、本展では1960年代の《明神岳》《伊豆長津呂》といった力強い造形から、充実した代表作《佐渡》、《鴨東東山図》(おうとうとうざんず)まで幅広く、画業の変遷をたどることができます。なお、特別出品として、最期の創画会出品作《相州阿夫利山》 (そうしゅうあぶりさん)を展示します。
このほか、生年順に安田靫彦、前田青邨、川端龍子、山本丘人、山口蓬春、広田多津、高山辰雄、工藤甲人、岩橋英遠、平川敏夫、松尾敏男、鈴木至夫ら、戦後の日本画を担う画家たちの作品が一堂に会します。展覧会に発表されたのち、長く秘蔵されていた作品、個展などにも出品されていない初公開作品からは、われわれに現代日本画家の新たな一面を見せてくれるでしょう。またその幅広い作家、作風からは、現代日本画60年の歩みを追うことができます。線描を基調とした安田靫彦、前田青邨の典雅な画風、ボッシュやルドンなど西洋画からの影響を感じさせる高山辰雄、工藤甲人など、13名の多彩な作家が織りなす美の世界をご堪能ください。
出品作家
麻田鷹司(あさだたかし) 安田靫彦(やすだゆきひこ) 前田青邨(まえだせいそん)
川端龍子(かわばたりゅうし) 山本丘人(やまもときゅうじん) 岩橋英遠(いわはしえいえん)
広田多津(ひろたたづ) 高山辰雄(たかやまたつお) 松尾敏男(まつおとしお)工藤甲人(くどうこうじん) ほか
- 主催者
- 平塚市美術館
- 休催日
- 月曜休館
- 観覧料
- 一般500(400)円、大高生300(240)円
( )内は20名以上の団体 中学生以下無料、高校生は第2、第4土曜日無料
平塚市民で身体障害者手帳、療育手帳等の交付を受けた方と付添者、60歳以上の方は無料 - 展覧会ホームページ
- http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
- 展覧会問合わせ先
- 平塚市美術館Tel.0463-35-2111
会場情報
平塚市美術館 ヒラツカシビジュツカン
SHONAN THE HIRATSUKA MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒254-0073
平塚市西八幡1-3-3 - ホームページ
- https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
登録日:1999年3月31日