ID:8055

山寺 後藤美術館所蔵 ヨーロッパ絵画名作展

宮廷絵画からバルビゾン派へ

会場

うらわ美術館

URAWA ART MUSEUM

会期

2005年4月29日(金) ~ 2005年6月26日(日)

展覧会概要

山寺 後藤美術館所蔵 ヨーロッパ絵画名作展 ヤマデラ ゴトウビジュツカンショゾウ ヨーロッパカイガメイサクテン 宮廷絵画からバルビゾン派へ

日本では、印象派とそれ以後のフランス絵画を中心とした美術に特に人気があります。例えば印象派の絵画であれば、見ているだけでそこに軽やかな空気の流れやまばゆい陽光を感じることが出来ます。それは文字通り見ることの楽しみであり、純粋に視覚的な効果によって成り立つ絵画であると言えるでしょう。しかし西洋の長い絵画の伝統の中では、宗教や神話、文学、歴史に深く根ざしたそれまでの「物語る」絵画の方がむしろ主流であったとも言えます。それぞれの時代や画家の様式の違いはあれ、連綿と続く「物語性」の絵画の中にこそ、西洋の絵画の真髄を見出すことが出来るでしょう。
本展ではそのような西洋の伝統絵画を、山形市の山寺にある後藤美術館のコレクションの中から18、19世紀を中心とした作品72点で紹介します。展覧会は、Ⅰ.宮廷絵画からアカデミスムへ、Ⅱ.バルビゾン派とその周辺、Ⅲ.ヨーロッパ諸国の絵画、の3部で構成されています。Ⅰ部ではブーシェに代表されるロココの絵画から新古典主義、ロマン主義、アカデミスムの絵画を、Ⅱ部ではコロー、ミレー、ルソーなどのバルビゾン派とクールベを中心に、またⅢ部ではイタリア、スペイン、イギリスなど各国の絵画を紹介します。
これらの絵画は、時代、地域、またそれぞれの画家によって様々な特徴を示していますが、そのいずれもが「物語る」絵画としての魅力に満ちています。伝統に裏付けられた西洋絵画の様々な物語をお楽しみ下さい。

主催者
うらわ美術館
休催日
月曜日
観覧料
630円(500円)、大高生420円(330円)、中小生210円(160円)
*( )内は20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.uam.urawa.saitama.jp/
展覧会問合わせ先
048-827-3215(代)

会場情報

うらわ美術館 ウラワビジュツカン

URAWA ART MUSEUM

会場住所
〒336-0062
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階
ホームページ
https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
更新日:2010年10月25日
登録日:2002年3月14日