ID:8011

華麗なるマイセン陶磁

シノワズリー、ロココからアール・ヌーヴォーまで

会場

岐阜県現代陶芸美術館

Museum of Modern Ceramic Art, Gifu

会期

2005年4月9日(土) ~ 2005年6月5日(日)

展覧会概要

華麗なるマイセン陶磁 カレイナルマセントウジ シノワズリー、ロココからアール・ヌーヴォーまで

マイセン磁器は18世紀以降、ドイツ・マイセンにおいて製作されてきました。それは、中国や日本の陶磁器にあこがれた西洋が、ついに独自に生み出した最初の磁器でした。以来、マイセン磁器は洗練を加え、食器のみならず、人形などのオブジェから家具にいたるまでロココを基調とした華麗な色彩と豊かなフォルムを特徴に、時代による様式の展開を見せながら、今日も製作が続けられ、西洋を代表とする陶磁として、世界中で愛されあこがれられる存在となっています。
伊東コレクションは、西洋美術をこよなく愛した伊東直子氏が後半生をかけて収集したマイセン磁器の珠玉のコレクションです。伊東氏は公開を前提にコレクションを形成したことから、その内容は食器のほか、人形、室内装飾オブジェ、装飾鏡、キャビネットからシャンデリアなど多様な種類が、18世紀前半のシノワズリーやロココから20世紀初めのアール・ヌーヴォーにいたるまで網羅されており、価値あるアンティーク・マイセンの全容を概観できます。
伊東氏は残念ながら、公開を前に志半ばにして他界されましたが、ご遺族の特別のご厚意により、コレクション公開が可能になりました。
本展は、1710年代のマイセン磁器誕生のベッドガーせっ器から20世紀初頭のアール・ヌーヴォーまで、113セット198点の作品により、華麗なるマイセン磁器の世界を紹介します。

主催者
岐阜県現代陶芸美術館
休催日
会期中無休
観覧料
一般800(700)円、大学生 600(500)円、高校生以下無料
※( )20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.cpm-gifu.jp/museum/
展覧会問合わせ先
Tel.0572-28-3100

会場情報

岐阜県現代陶芸美術館 ギフケンゲンダイトウゲイビジュツカン

Museum of Modern Ceramic Art, Gifu

会場住所
〒507-0801
多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
ホームページ
https://www.cpm-gifu.jp/museum
更新日:2010年9月28日
登録日:2003年4月24日