ID:7955

ロイヤル・コペンハーゲン

デンマーク王室の磁器コレクション

会場

大阪市立東洋陶磁美術館

The Museum of Oriental Ceramics, Osaka

会期

2005年4月8日(金) ~ 2005年5月29日(日)

展覧会概要

ロイヤル・コペンハーゲン ロイヤル・コペンハーゲン デンマーク王室の磁器コレクション

大阪市立東洋陶磁美術館では、平成17年4月8日(金)から5月29日(日)まで、特別展「デンマーク王室の磁器コレクション-ロイヤル・コペンハーゲン」を開催します。
今回の展覧会では、日本においても多くの人々から愛され続けるロイヤル・コペンハーゲンの華麗な作品の数々と、その歴史の全貌を紹介するため、日本初公開のデンマーク王室所有の<フローラ・ダニカ>を始め、ロイヤル・コペンハーゲンの20世紀初頭までの名品約190点を一堂に展示し、またデンマーク王室と日本の皇室の交流を物語る宮内庁所蔵のロイヤル・コペンハーゲンの瓶3点を特別出品します。
デンマーク王室ゆかりのロイヤル・コペンハーゲンは、ヨーロッパを代表する名窯のひとつとして知られています。王室の庇護のもと、ロイヤル・コペンハーゲン磁器製作所として1775年に創立されて以来、今日まで芸術性の高い技術とデザインを誇り、世界各国で多くの人々に愛されてきました。
1779年には正式に王室の御用窯となり、宮廷の晩餐会を彩る絢爛豪華なディナーセットなどが制作されました。なかでも、ロシアのエカテリーナII世への贈答品として、植物図譜『フローラ・ダニカ』を原画とした<フローラ・ダニカ>や、現在も多くの人々に親しまれている<ブルー・フルーテッド>は、ロイヤル・コペンハーゲンの代表的なスタイルとしてよく知られています。
また、19世紀には建築家のアーノルト・クロー(Arnold Krog:1856-1931)を芸術顧問に登用し、1889年のパリ万国博覧会でグランプリを受賞するなど、国際的な成功を収めています。彼は北欧の風土に合致した独自のジャポニスムを創案し、ロイヤル・コペンハーゲンの名声を確固たるものにしました。

主催者
大阪市立東洋陶磁美術館、読売新聞大阪本社、読売テレビ、シーボルト財団
休催日
月曜日、5月6日(金)
観覧料
大人 900円(750円)
高校生・大学生 600円(450円)
※( )内は20人以上の団体料金
※中学生以下、ツルのマークの健康手帳・大阪市交通敬老乗車券・身体障害者手帳をお持ちの方は無料。
展覧会ホームページ
http://www.moco.or.jp/
展覧会問合わせ先
大阪市立東洋陶磁美術館 Tel.06-6223-0055

会場情報

大阪市立東洋陶磁美術館 オオサカシリツトウヨウトウジビジュツカン

The Museum of Oriental Ceramics, Osaka

会場住所
〒530-0005
大阪市北区中之島1-1-26
ホームページ
http://www.moco.or.jp/
問い合わせ先
TEL.06-6223-0055
更新日:2024年10月22日
登録日:1999年3月31日