ID:7950

ハイモ・ヴァルナー?”reciprocity”

Heimo?Wallner?+?Manfred?Engelmayr:?FUGU?and?the?Cosmic?Mumu?(FCM)

会場

ギャラリー・エフ

Gallery ef

会期

2005年4月1日(金) ~ 2005年4月17日(日)

展覧会概要

ハイモ・ヴァルナー?”reciprocity” レシプロシティ Heimo?Wallner?+?Manfred?Engelmayr:?FUGU?and?the?Cosmic?Mumu?(FCM)

オーストリアのアーティスト、ハイモ・ヴァルナー。彼が描き出すキャラクターは、私たちが目を背けたくなるような、それでいて無視することのできない人間の本性を暴く。恐怖、強迫観念、希望、欲望。彼は、そのキャラクターたちを「オートマティック」と呼ばれる手法で-とてつもなく早いスピードで描いていく。紙の上に留まらないそれらは、立体物や空間を埋め尽くす。 彼の創作力もまた、一点に留まることがない。マンフレート・エンゲルマイヤーとともに結成した”フグ・アンド・ザ・コスミック・ムームー(FCM)”なるユニットでは、実験音楽をベースに、多彩なゲスト・ミュージシャンを巻き込みながら様々なパフォーマンスを展開。これらの表現者たちは、ハイモが主宰であるシュラッテンベルグ城趾でのアーティスト・イン・レジデンスの仲間たちである。 ハイモはアルプス山脈の麓に位置するこの古城に各国から若手アーティストたちを招聘し、創作発表の場としてアート・フェスティバルも開催している。この活動は様々な美術、実験音楽やダンス、パフォーマンスなど、ジャンルを超えた表現行為に開かれている。 展覧会のタイトルである?”reciprocity”?は「相互依存」「相互関係」と訳せる。アートと音楽、個人の制作とアーティストたちとの共同活動、内面から湧き上がるイマジネーションと環境のもたらすインスピレーション。ハイモは、両極にある要素をどちらも肯定し、振り子のように行ったり来たりしながら活動を続けている。その振幅の幅こそがハイモ・ヴァルナーの原動力なのである。 2度目の来日となる今回は、江戸時代の土蔵という特異なスペースで、ドローイング、新作アニメーション、そしてFCMによるミュージック・インプロビゼーションを発表。

主催者
ギャラリー・エフ
休催日
火曜休廊
観覧料
入場無料(4/10、4/17のパフォーマンスを除く)
展覧会ホームページ
http://www.gallery-ef.com
展覧会問合わせ先
03-3841-0442

会場情報

ギャラリー・エフ ギャラリー・エフ

Gallery ef

会場住所
〒111-0034
台東区雷門2-19-18
更新日:2008年3月6日
登録日:2004年1月19日