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「荒川修作を解読する」展

会場

名古屋市美術館

NAGOYA CITY ART MUSEUM

会期

2005年3月19日(土) ~ 2005年5月8日(日)

展覧会概要

「荒川修作を解読する」展 アラカワシュウサクヲカイドクスルテン

名古屋市美術館では、国際的に活躍する現代美術家・荒川修作(1936~)を重要作家のひとりとして位置づけ、1950年代のオブジェ作品から1960年代以降の「図式絵画」、そして1980年代以降の「体験装置」としての美術作品まで、養老天命反転地などの建築的な作品に移行する以前の各時期の代表作(総計16点)を収集して、荒川芸術の展開を展望できる世界有数のコレクションを形成してきました。
荒川作品は、言葉や記号、幾何学的な図形やイメージ、オブジェなどを構成して、哲学や科学などを総合した人間と世界についての考察や理論を提示する独特の「図式絵画」や「体験装置」として、私たち鑑賞者の感覚や思考に働きかけてきます。しかし、私たちは荒川作品の前に立って、その静かでダイナミックな美しい世界に魅せられながらも、その作品の内容や意味について、すぐに理解することは極めて困難なことに気づかされます。
今回の「荒川修作を解読する」展は、このように難解な荒川作品について、名古屋市美術館と岐阜県美術館のコレクションを対象として、その作品の内容と意味を「解読」して、できるだけわかりやすく紹介することで、荒川芸術についての理解が少しでも深まることを期待して開催するものです。
尚、今回の展覧会は、つねに新作を発表してきた現代美術家・荒川修作の初めての回顧展となります。

主催者
名古屋市美術館、読売新聞社
休催日
毎週月曜日(ただし、3月21日は開館、3月22日は閉館)
観覧料
一般900円[700円]
高大生700円[500円]
小中生300円[200円]
[ ]内は前売、および20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/
展覧会問合わせ先
名古屋市美術館Tel.052-212-0001

会場情報

名古屋市美術館 ナゴヤシビジュツカン

NAGOYA CITY ART MUSEUM

会場住所
〒460-0008
名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp
更新日:2011年1月31日
登録日:1999年3月31日