ID:78575
花器のある風景 Scenes with Flower Containers
会場
泉屋博古館東京
SEN-OKU HAKUKO KAN TOKYO
会期
2025 1.25 sat→3.16 sun
展覧会概要
花器のある風景 カキノアルフウケイ
Scenes with Flower Containers
日本における花器の歴史は、中国より寺院における荘厳の道具として伝来したのがはじまりとされます。室町時代には連歌や茶会、 生花など室内芸能がさかんになり、中国から輸入された唐物と称される書画、調度類や茶道具、文房具を座敷に並び立てる「座敷飾り」が発展します。床の間の飾りには、唐物の花生・香炉・香合・天目などが飾られました。
茶の湯の世界でも、清浄なる空間を演出するものとして、花器は重用されました。唐物の金属製の花器をもとに、日本でも中世以降、陶磁器や竹など様々な素材で花器が作られ、日本独自の美意識が誕生します。住友コレクションには、室町時代の茶人、松本珠報(まつもとしゅほう)が所持したとされる《砂張舟形釣花入銘松本船》、江戸時代の茶人、小堀遠州ゆかりの《古銅象耳花入 銘キネナリ》などの花器が伝世します。本展では、住友コレクションから花器と花器が描かれた絵画を紹介します。
同時開催として、 華道家・大郷理明氏よりご寄贈頂いた花器コレクションも紹介します。あわせてお楽しみください。
(大郷理明コレクションのみ二月十七日に一部展示替えあり)
- 主催者
- 公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
- 休催日
- 月曜日、2月25日(火) *2月24日(月・振)は開館
- 開催時間
- 11時 ~ 18時
- *金曜日は19時まで開館 *入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般1200円(1000円)、学生600円(500円)、18歳以下無料
- *学生・18歳以下の方は証明書をご呈示ください *20名様以上の団体は( )内の割引料金
*障がい者手帳等ご呈示のかたはご本人および同伴者1名まで無料 - 展覧会ホームページ
- https://sen-oku.or.jp/program/t_20250125_flowercontainers/
- 展覧会問合わせ先
- 050-5541-8600(ハローダイヤル)
イベント情報
ラーニングプログラム
※イベントへの参加には、全て当日の観覧券が必要です。
※各プログラムの詳細、お申し込みについては当館ウェブサイトをご覧ください。
※予約制プログラムは1月8日(水)正午よりホームページにて受付開始予定(先着順)。
記念講演会「近代の銅花器にみる鋳造技術」
2月1日(土)14:00~15:00(要事前申込)
[講師]三船温尚 氏(富山大学 芸術文化学部名誉教授)
講演会①「金属器をやきものへ」
2月15日(土)14:00~15:00(要事前申込)
[講師]戸田浩二 氏(陶芸家)
講演会②「近代銅花器の源流」
2月16日(日)14:00~15:00(要事前申込)
[講師]廣川守(泉屋博古館館長)
ワークショップ「竹花入をつくってみよう」
3月2日(日)13:00~16:00(要事前申込)
[講師]池田瓢阿 氏(竹芸家)
[参加費]8,000円(入館料別) [定員]15名
[内容]竹を切り、自分だけの花入を制作します。
<アートwith>レクチャー「世にも楽しいミュージアムグッズの世界」
2月14日(金)17:30~18:30(要事前申込)
[講師]花光弘之 氏(株式会社アートボックス代表取締役)
[聴講料]500円(入館料別)
学芸員によるスライドトーク(予約不要・当日整理券配布)
①「住友コレクションの花器」
2月6日(木)12:00~12:45
[講師]森下愛子(泉屋博古館東京主任学芸員)
②「近代銅花器のみどころ」
2月11日 (火・祝)14:00~15:00
[講師]廣川守(泉屋博古館館長)
③「描かれた花器」
3月6日(木)12:00~12:45
[講師]田所泰(泉屋博古館東京学芸員)
会場情報
泉屋博古館東京 センオクハクコカントウキョウ
SEN-OKU HAKUKO KAN TOKYO
- 会場住所
-
〒106-0032
港区六本木1-5-1 - ホームページ
- https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/
登録日:2025年1月14日