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新潟市會津八一記念館 2024年度 冬季企画展

八一を知る、八一がわかる

独住の書の秘密

会場

新潟市會津八一記念館

AIZU YAICHI MEMORIAL MUSEUM

会期

2024.12.17[火]→2025.3.23[日]

展覧会概要

新潟市會津八一記念館 2024年度 冬季企画展 八一を知る、八一がわかる ヤイチヲシル、ヤイチガワカル 独住の書の秘密

會津八一(1881~1956)を初めて知る人に向けた入門編「八一を知る、八一がわかる」シリーズ第4弾。今回は、八一芸術の要となる〈書〉をテーマに紹介します。
八一はもともと左利きだったため、利き腕ではない右手で文字を書くことが苦手でした。そこで八一は誰もが目にし、しかも文字の構造が平明な新聞の明朝体活字をよりどころとしました。さらには縦線、横線、渦巻きの線を書く独自の習練法を積み上げていきます。一方では、中国や日本の書の古典を幅広く研究し、それぞれが醸し出す書の美しさを会得しながら、誰にも頼らず自らの書を形作りました。その結果、八一は独住の書人として大成したのです。
展覧会では、八一の17歳の筆跡から75歳のときの絶筆に至るまでの作風の変化を、八一の生涯とともに紹介いたします。また、今回、八一が書の学び方を解説した原稿を初めて公開いたします。それらを通じて八一の独住の書の秘密に迫ります。
同時開催として第18回會津八一の歌を映す秋艸道人賞写真コンテスト入賞入選作品展も開催します。

主催者
新潟市會津八一記念館
協賛・協力等
[共催]新潟日報社
[後援]BSN新潟放送
[協力企業]浅川園、今成漬物店、大阪屋、里仙、高橋酒造
休催日
月曜日(ただし祝休日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月3日)
開催時間
10時 ~ 18時
(17時30分迄受付)
観覧料
一般500円、大学生300円、高校生200円、小・中学生100円
※団体20名様以上2割引、土日祝休日は小・中学生無料
展覧会ホームページ
https://aizuyaichi.or.jp/exhibition/4023/

イベント情報

[1]文芸講演会「自分の言葉を書く―會津八一と高村光太郎―」
事前申込制
講師|住川英明氏(岐阜女子大学教授)
日時|2025年3月2日(日)14:00~15:30
会場|日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
聴講料|500円(入館料込み) 定員|120名

[2]篆刻体験講座
「方寸(ほうすん)の世界に触れる」
事前申込制
講師|佐藤雄司氏(新潟県立新潟向陽高校教諭)
小川貴史氏(新潟県立新潟東高校教諭)
日時|2025年3月8日(土)10:00~16:00(予定)
会場|ナレッジルーム(新潟日報メディアシップ6階)
参加料|2,000円(入館料込み) 定員|25名

[3]野中吟雪館長による解説会
日時|2025年2月16日(日)14:00~約50分
会場|当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

[4]学芸員による作品解説会
日時|会期中の第2・4日曜日
12/22(日)、1/12(日)、1/26(日)、2/9(日)、2/23(日祝)、3/9(日)、3/23(日)11:00~ 約50分
会場|当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

[5]「會津八一の歌を映す」第18回秋艸道人賞 写真コンテスト入賞入選表彰式・公開講評
事前申込制
[日時]2025年2月9日(日)午後2時~4時(予定)
[会場]新潟グランドホテル
[講評]淺井愼平氏(写真家)、村尾誠一氏(東京外国語大学名誉教授)、若松保宏氏(仏像写真家)を予定
[定員]80名 [聴講料]無料 ※事前申し込みが必要です

[申込方法]
※イベント1と2と5の聴講をご希望される方は、専用申込フォームか往復はがきのいずれかでお申し込みください。往復はがきの場合、参加を希望するイベント名と、住所、氏名、電話番号を明記のうえ、會津八一記念館までお送りください(ただし1通につき1イベント、1名様でのご応募といたします)。定員に達し次第締め切ります。

期間中、本展覧会名を2人の書家による揮毫で展示室前に掲示しています。
・12月17日~2月2日:木下慶香先生<新潟県書道協会参事、新潟市>
・2月4日~3月23日:渡邉春虹先生<新潟県書道協会参事、新潟市>

会場情報

新潟市會津八一記念館 ニイガタシアイヅヤイチキネンカン

AIZU YAICHI MEMORIAL MUSEUM

会場住所
〒950-0088
新潟市中央区万代3-1-1 メディアシップ5階
ホームページ
https://aizuyaichi.or.jp/
更新日:2025年1月16日
登録日:2025年1月14日