ID:7797

墨流しとマーブル紙

会場

紙の博物館

papermuseum

会期

2005年1月18日(火) ~ 2005年3月6日(日)

展覧会概要

墨流しとマーブル紙 スミナガシトマーブルシ

「墨流し」と「マーブル紙」は、それぞれ制作法や使用法に違いはありますが、共に水面に絵の具を垂らして出来た模様を紙に写し取る装飾紙のことをいいます。 墨流しは、松ヤニなどの撥膜剤をつけた棒などで突いて水面の墨を拡散させる操作を繰り返し、上から紙をかぶせて模様を写し取ります。主に和歌や俳句を書くための料紙として用いられ、色紙や短冊などに使われます。 一方、マーブル紙は500年以上の伝統を持つ工芸で、ヨーロッパを中心に作られるマーブル(大理石)模様の装飾紙です。粘り気のある液体に絵の具を浮かせて、細い棒やクシなどで模様を描いて紙に吸着させたもので、多彩な模様があります。本の小口や見返しなどの装幀や箱張りに用いられました。 今回は、それぞれの歴史や技法、様々な模様などを紹介します。また、期間中には初心者向きに簡単に出来る「墨流しとマーブル紙教室」を開催しますので、実際に参加してオリジナルの模様づくりを楽しんでください。

主催者
紙の博物館
休催日
月曜日、2/15(火)
観覧料
一般300円、小・中・高生100円(団体割引あり)
展覧会ホームページ
http://www.papermuseum.jp
展覧会問合わせ先
紙の博物館 03-3916-2320

会場情報

紙の博物館 カミノハクブツカン

papermuseum

会場住所
〒114-0002
北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
更新日:2010年11月8日
登録日:2003年2月20日