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尼崎市総合文化センター開館50周年記念事業

赤羽恒男展 Akaba Tsuneo With the Nika Association Artists

二科会の作家とともに

会場

尼崎市総合文化センター 美術ホール 5階

AMAGASAKI CULTURAL CENTER

会期

2月8日(土) ~ 3月9日(日)

展覧会概要

尼崎市総合文化センター開館50周年記念事業 赤羽恒男展 アカバツネオテン 二科会の作家とともに

Akaba Tsuneo With the Nika Association Artists

洋画家・赤羽恒男(1924-2010)の生涯を辿る展覧会を、長年暮らしたゆかりの地、尼崎市で開催します。
神戸市で生まれた赤羽は、関西工業高校(現・大阪工業大学の附属高校の前身)の土木科を卒業後、1942年9月、太平洋戦争に従軍するためパプアニューギニアのブーゲンビル島に派遣され、飛行場の建設に従事しました。絵を描くことが好きだった赤羽は、復員後に画家を志し、大阪市立美術館美術研究所で洋画を学びます。
1951年自身が27歳の時に第36回二科展に初入選を果たし、二科会で洋画家として活動し始めます。具象と抽象を織り交ぜ、簡潔な線と鮮やかな色彩による独自の風景画を確立した赤羽は、「会員記念賞」「内閣総理大臣賞」など二科展で受賞を重ね、1996年からは二科会の理事に就任し、洋画部門の中心的な画家として後進の指導にもあたりました。
本展では尼崎市所蔵作品を中心に、初期の抽象画から晩年の風景画まで約50点を一堂に展覧するとともに、戦時下の若き日に命がけで過ごしたパプアニューギニアの島々を戦後に訪ねた慰問の旅の手記や、欧州各国を旅して描いた風景スケッチなども加え、赤羽の足跡を辿ります。
さらに、赤羽から薫陶を受けた二科会で現在活躍する8名の作家たちの作品も展示し、半世紀にわたって情熱を注いだ二科会における赤羽の活動についても紹介します。

主催者
公益財団法人尼崎市文化振興財団
協賛・協力等
後援 尼崎市、尼崎市教育委員会、尼崎芸術文化協会、公益社団法人 二科会、産経新聞社
協力 帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)
休催日
火曜日休館
※ただし、2月11日(火・祝)は開館、2月12日(水)は休館
開催時間
10:00 ~ 17:00
最終入場は16:30
観覧料
一般700円 シニア(65歳以上)600円 大高生600円 中学生以下無料
※障がい者手帳等をお持ちの方は半額、その介助者の方1名は無料
展覧会ホームページ
https://www.archaic.or.jp/event/gallery/detail.php?id=542
展覧会問合わせ先
美術担当 06-6487-0806

イベント情報

1.出品作家トーク「赤羽恒男の絵画」
ゲスト:尾崎功氏(公益社団法人二科会参与、二科会関西支部長)
聞き手:妹尾 綾(当館学芸員)
3月2日(日)14:00ー16:00
尼崎市総合文化センター 会議室(7階)
予約不要、先着60名、参加無料(ただし、当日券が必要です)

2.学芸員による展示解説会
2月16日(日)14:00ー15:00
尼崎市総合文化センター 美術ホール(5階)
予約不要、先着20名、参加無料(ただし、当日券が必要です)

会場情報

尼崎市総合文化センター 美術ホール アマガサキシソウゴウブンカセンター ビジュツホール

AMAGASAKI CULTURAL CENTER

会場住所
〒660-0881
尼崎市昭和通2-7-16
ホームページ
https://www.archaic.or.jp/
問い合わせ先
尼崎市総合文化センター 総合受付 TEL 06 (6487) 0800
午前9時から午後7時まで(毎週火曜日、年末年始、その他の休館日を除く)
更新日:2025年1月23日
登録日:2024年11月5日