ID:76627
ミュゼ浜口陽三・ヤマザキコレクション
25周年記念Ⅰ 夏の企画展
浜口陽三と波多野華涯 HAMAGUCHI YOZO HATANOKAGAI
匂い立つ黒と黒
会場
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
Musée Hamaguchi Yozo : Yamasa Collection
会期
2024/6/11(火)>>>8/18(日)
展覧会概要
ミュゼ浜口陽三・ヤマザキコレクション
25周年記念Ⅰ 夏の企画展 浜口陽三と波多野華涯 ハマグチヨウゾウトハタノカガイ 匂い立つ黒と黒
HAMAGUCHI YOZO HATANOKAGAI
ごあいさつ
世界的銅版画家浜口陽三氏の美術館創設25周年を記念して、この度、浜口陽三氏の作品と、私の曽祖母波多野華涯の南画作品「蘭竹図六曲一双銀屏風」を取合せる企画が実現致しました。実はこの屏風は、昨年5月、G7広島サミットの宮島会合において、各国首脳達の背後に飾られたものです。今年は奇しくもこの屏風が描かれてから100年目の年にあたります。この度、所蔵者岩惣旅館の御協力をいただき、初めて東京にやってまいります。浜口陽三氏の銅版画との出会いが、新たな世界を生み出すかもしれません。一期一会のこの機会に、より多くの皆様に御清鑑いただけますよう祈念致しております。
華涯文庫代表 小田切マリ
静かな闇に浮かぶさくらんぼ。
浜口陽三(1909-2000)の銅版画は、光を含んだ闇のグラデーションが印象的です。本展ではその銅版画と共に、陽三の父と交流のあった南画家・波多野華涯(1863-1944)の「蘭竹図銀屏風」を展示します。清流と切り立つ岩に竹と春蘭をあしらった銀屏風は、黒の濃淡によって、立ち上る霧や蘭の芳香まで表現され、臨場感をもって迫ってきます。浜口作品における墨絵の影響は、これまで幾度となく評論家に指摘されてきました。
今回は画風を超えたさらなる繋がりを求めて、永遠の時空で響き合う二人の画家の作品、とりわけ黒の諧調をご覧いただきます。
- 休催日
- 月曜日、(ただし7/15,8/12は開館)、7/16(火)、8/13(火)
- 開催時間
- 11:00 ~ 17:00
- (土日祝は10:00~)、最終入館16:30
(ナイトミュージアム)会期中の第1・3金曜日*は20:00まで開館、最終入館19:30(*6/21,7/5,7/19,8/2,8/16) - 観覧料
- 大人600円/大学・高校生400円/中学生以下無料
- 展覧会ホームページ
- https://www.yamasa.com/musee/exhibitions/20240611-0818/
イベント情報
■ギャラリートーク
宮崎 法子 (実践女子大学文学部美学美術史学科名誉教授)
6月29日(土) 14:00~
入館料のみ ご予約不要。時間にお集まりください。
■ワークショップ 初心者のための水墨画教室
墨で竹を描きます。
講師:水墨画家 鵬水
6月22日(土) 17:10~18:40
定員7名 入館料+1500円(道具、材料費)
持ち物は特にありません。汚れても良い服でお越しください。
申込み受付 6月12日(水)12:00~電話にて先着順
会場情報
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション ミュゼハマグチヨウゾウ・ヤマサコレクション
Musée Hamaguchi Yozo : Yamasa Collection
- 会場住所
-
〒103-0014
中央区日本橋蛎殻町1-35-7 - ホームページ
- https://www.yamasa.com/musee/
登録日:2024年5月22日