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ミュゼ浜口陽三・ヤマザキコレクション
25周年記念Ⅰ 夏の企画展

浜口陽三と波多野華涯 HAMAGUCHI YOZO HATANOKAGAI

匂い立つ黒と黒

会場

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

Musée Hamaguchi Yozo : Yamasa Collection

会期

2024/6/11(火)>>>8/18(日)

展覧会概要

ミュゼ浜口陽三・ヤマザキコレクション
25周年記念Ⅰ 夏の企画展
浜口陽三と波多野華涯 ハマグチヨウゾウトハタノカガイ 匂い立つ黒と黒

HAMAGUCHI YOZO HATANOKAGAI

ごあいさつ
世界的銅版画家浜口陽三氏の美術館創設25周年を記念して、この度、浜口陽三氏の作品と、私の曽祖母波多野華涯の南画作品「蘭竹図六曲一双銀屏風」を取合せる企画が実現致しました。実はこの屏風は、昨年5月、G7広島サミットの宮島会合において、各国首脳達の背後に飾られたものです。今年は奇しくもこの屏風が描かれてから100年目の年にあたります。この度、所蔵者岩惣旅館の御協力をいただき、初めて東京にやってまいります。浜口陽三氏の銅版画との出会いが、新たな世界を生み出すかもしれません。一期一会のこの機会に、より多くの皆様に御清鑑いただけますよう祈念致しております。
華涯文庫代表 小田切マリ

静かな闇に浮かぶさくらんぼ。
浜口陽三(1909-2000)の銅版画は、光を含んだ闇のグラデーションが印象的です。本展ではその銅版画と共に、陽三の父と交流のあった南画家・波多野華涯(1863-1944)の「蘭竹図銀屏風」を展示します。清流と切り立つ岩に竹と春蘭をあしらった銀屏風は、黒の濃淡によって、立ち上る霧や蘭の芳香まで表現され、臨場感をもって迫ってきます。浜口作品における墨絵の影響は、これまで幾度となく評論家に指摘されてきました。
今回は画風を超えたさらなる繋がりを求めて、永遠の時空で響き合う二人の画家の作品、とりわけ黒の諧調をご覧いただきます。

休催日
月曜日、(ただし7/15,8/12は開館)、7/16(火)、8/13(火)
開催時間
11:00 ~ 17:00
(土日祝は10:00~)、最終入館16:30
(ナイトミュージアム)会期中の第1・3金曜日*は20:00まで開館、最終入館19:30(*6/21,7/5,7/19,8/2,8/16)
観覧料
大人600円/大学・高校生400円/中学生以下無料
展覧会ホームページ
https://www.yamasa.com/musee/exhibitions/20240611-0818/

イベント情報

■ギャラリートーク
宮崎 法子 (実践女子大学文学部美学美術史学科名誉教授)
6月29日(土) 14:00~
入館料のみ ご予約不要。時間にお集まりください。

■ワークショップ 初心者のための水墨画教室
墨で竹を描きます。
講師:水墨画家 鵬水
6月22日(土) 17:10~18:40
定員7名 入館料+1500円(道具、材料費)
持ち物は特にありません。汚れても良い服でお越しください。
申込み受付 6月12日(水)12:00~電話にて先着順

会場情報

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション ミュゼハマグチヨウゾウ・ヤマサコレクション

Musée Hamaguchi Yozo : Yamasa Collection

会場住所
〒103-0014
中央区日本橋蛎殻町1-35-7
ホームページ
https://www.yamasa.com/musee/
更新日:2024年10月23日
登録日:2024年5月22日