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特別展

秋野不矩と高畑郁子 AKINO FUKU・TAKAHATA IKUKO

インドとの邂逅

ENCOUNTER WITH INDIA

会場

浜松市秋野不矩美術館

Akino Fuku Museum

会期

2025年1月25日(土)~3月16日(日)

展覧会概要

特別展 秋野不矩と高畑郁子 アキノフクトタカハタイクコ インドとの邂逅

AKINO FUKU・TAKAHATA IKUKO ENCOUNTER WITH INDIA

秋野不矩(1908-2001年)と高畑郁子(1929-2023年)は、世代も活動地域も異なりますが、ともに新制作展・創画展に作品発表の基盤を置き、またインドに赴いたことでその地に強い影響を受けた日本画家です。

静岡県磐田郡二俣町(現・浜松市天竜区二俣町)に生まれた秋野不矩は、京都に活動の拠点を置き、創造美術(現在の創画会)結成に参画しました。1962年・54歳で初めてインドを訪れてから、93歳で逝去するまで何度も訪れ、インドをテーマとした慈愛に満ちた作品を多数制作しました。

一方、幼い時から愛知県豊橋市で育ち、生涯その地で作品制作ほか後進の育成などにも取り組んだ高畑郁子は、1975年・45歳の時初めてインドを訪れます。過酷な環境の中で信仰とともに生きるインドの人々の姿や、緻密にして壮大な古代遺跡群に衝撃を受けた高畑は、インドとの出会いをきっかけに緋色が特徴的な独自の画風を確立しました。その後ネパール、チベットや、中南米のメキシコ、グァテマラ、ホンジュラスなどにも取材しその表現を深化させ、以後も晩年まで現状に満足することなく新たな表現に意欲的に取り組みました。

本展では、二人の画家がそれぞれの眼差しで描いたインド作品、そして色彩表現に迫るとともに、インドとの出会いによって拓いた世界から、さらに新しい日本画表現へと挑み続けた創造の軌跡を紹介します。

主催者
浜松市、(公財)浜松市文化振興財団
協賛・協力等
共催:中日新聞東海本社
協賛:遠鉄グループ、天竜浜名湖鉄道株式会社
協力:豊橋市美術博物館 後援:K-MIX 企画協力:株式会社アルテ舎
休催日
月曜日 ※2月24日(月)開館、2月25日(火)休館
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般800円、大学生・専門学校生・高校生500円、中学生以下無料
※団体料金あり ※70歳以上の方は半額 ※障害者手帳等所持者及びその介護者1名は無料
展覧会ホームページ
https://www.akinofuku-museum.jp/exhibition/%e7%a7%8b%e9%87%8e%e4%b8%8d%e7%9f%a9%e3%81%a8%e9%ab%98%e7%95%91%e9%83%81%e5%ad%90-%e2%80%95-%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%e3%81%a8%e3%81%ae%e9%82%82%e9%80%85-%e2%80%95/

イベント情報

※詳細は美術館HPをご覧ください。
《会場》当館展示室 《申込》不要(要観覧券)
ギャラリートーク
高畑郁子と親交のあった大野俊治氏を迎え、作家の転機となった出会いの作品について解説します。
<日時>2025年2月23日(日・祝)14:00~
<講師>大野俊治(碧南市藤井達吉現代美術館特任学芸員)、当館学芸員

館長トーク
本展の見どころについて、秋野不矩作品を中心にわかりやすく解説します。
<日時>2025年3月8日(土)14:00~

会場情報

浜松市秋野不矩美術館 ハママツシアキノフクビジュツカン

Akino Fuku Museum

会場住所
〒431-3314
浜松市天竜区二俣町二俣130
ホームページ
https://www.akinofuku-museum.jp/
更新日:2025年1月23日
登録日:2024年5月15日