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三館連携企画
生誕200年 河田小龍 200TH ANNIVERSARY SHORYO
激動期への眼差し
好奇心旺盛なハイカラ画人として
会場
高知県立美術館 展示室B・展示室C
THE MUSEUM OF ART, KOCHI
会期
2024年11月9日(土)~1月5日(日)
展覧会概要
三館連携企画 生誕200年 河田小龍 セイタン200ネン カワダショウリョウ 激動期への眼差し
200TH ANNIVERSARY SHORYO
幕末維新期を代表する土佐の絵師、河田小龍の生誕200年を記念して、小龍を中心に幕末から明治前期にかけての激動の時代を振り返る展覧会を、高知県文化財団に所属する3つのミュージアム(高知県立坂本龍馬記念館、高知県立歴史民俗資料館、高知県立美術館)で開催します。坂本龍馬、歴史民俗、美術の3つの専門性を持つミュージアムが、それぞれの特性を生かして連携し、激動期をマルチな才能をもって生き抜いた小龍の多様な活躍を紹介するまたとない機会です。
小龍は同時代の土佐の画人の中でも特に優れた画力の持ち主でした。その技術を支えていたのが鋭い観察眼と尽きない好奇心です。狩野派、南画、円山派、浮世絵、仏画など、目にしたあらゆる流派の絵画様式を吸収し、多彩な画業を展開しました。同時に幕末から近代にかけての激動期を目撃し、移り行く時代の有様を絵図や大量のスケッチとして残しています。本展ではこれら絵画作品や資料を通して小龍の「眼差し」を追いながら、その画業の全貌を俯瞰します。
- 主催者
- 高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)、KUTVテレビ高知
- 協賛・協力等
- 後援◎高知県教育委員会、高知市教育委員会、南国市教育委員会、高知新聞社、NHK高知放送局、共同通信高知支局、時事通信高知支局、朝日新聞高知総局、毎日新聞高知支局、読売新聞高知支局、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知
- 休催日
- 12月27日~1月1日
- 開催時間
- 9:00 ~ 17:00
- (入館は16:30まで)
*初日は10:00からの開展式後に開場 - 観覧料
- 一般前売960円/一般当日1,200円[960円]
大学生850円[680円] - 観覧料割引 ※高校生以下無料 ※[ ]内は20名以上の団体割引料金 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保険福祉手帳、戦傷病者手帳、及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料 ※各館の半券提示で団体割引を適用する相互割引あり ※美術館年会観覧券所持者は美術館のみ観覧無料
前売券販売所(美術館の展示のみ)
県立美術館ミュージアムショップ、金高堂書店本店、こうち生活協同組合(コープよしだ、コープかもべ)、県庁生協売店、ローソンチケット[Lコード:63010] - 展覧会ホームページ
- https://moak.jp/event/exhibitions/shoryo200.html
イベント情報
[3館連携特別企画] 記念講演会
「舞台は回る、激動の時代の美術(仮題)」
講師:木下直之氏(静岡県立美術館 館長)
開国か攘夷か?維新か復古か?新国家をめざし龍馬らが奔走し、小龍が活躍した時代は、 美術にとっても「激動」の時代でした。幕末から維新期に、何が舞台から退き、何が新たに登場したのか、文化の諸相についてお話いただきます。
日程:12月7日(土) 13:30~15:00頃
会場:高知県立坂本龍馬記念館 新館1階ホール
定員:50名(先着順) 聴講無料
申込:11月1日(金)より受付を開始します。龍馬記念館まで電話(088-841-0001)、メール(ryoma@ryoma-kinenkan.jp)、FAX(088-841-0015)でお申込みください。
バスツアー
学芸員の解説付きでめぐる!
小龍ゆかりの地 バスツアー
小龍の作品は、身近なところにも数多く伝わっています。学芸員の解説付きで、地域に伝わる小龍作品や小龍ゆかりの地をめぐります。
①11月16日(土)―赤岡、安芸をめぐるバスツアー
美術館集合 8:40▶歴史民俗資料館「河田小龍展」▶香南市赤岡町・西川屋本店、絵金蔵▶安芸市・杉本家住宅▶美術館「河田小龍展」▶16:00頃解散(予定)
②12月1日(日) ―土佐市絵馬&津野町襖絵バスツアー
龍馬記念館集合 8:30▶土佐市・松尾八幡宮、三島神社▶須崎(昼食)▶津野町・津野町郷土資料館▶歴史民俗資料館・龍馬記念館「河田小龍展」▶17:00頃解散(予定)
*参加申込等については、各館ウェブサイトをご覧ください。
ウォーキングイベント史跡巡り
小龍ゆかりの町歩き
学芸員と一緒に小龍が生まれたはりまや橋周辺地域を歩いて巡り、小龍が生きた時代に思いをはせます。
日程:12月8日 (日)9:00~12:00(予定)
*参加申込等については、県立坂本龍馬記念館のウェブサイトをご覧ください。
学芸員による展示解説
龍馬館 11月16日(土)、12月14日(土)
各日14:00~14:30
歴史館 11月23日(土・祝)、1月3日(金)
各日14:00~14:30
美術館 11月9日(土) *スペシャルトーク
12月4日(水)、12月15日(日)
各日14:00~15:00
*11月9日(土)は3館の担当学芸員による合同展示解説です。
その他の日程は各館の学芸員が解説します。
*参加無料・要観覧券・事前申込不要
レクチャー
龍馬館 クロストーク
絵画だけでなく、漢詩などの文学にも強い関心を持っていた、小龍というマルチ画人の魅力をお伝えします。
日程:11月17日(日)14:00~15:00
会場:高知県立坂本龍馬記念館 新館1階シアターコーナー
講師:上本竹永さん(高知県漢詩連盟会長)、担当学芸員
*参加無料・要入館券・事前申込不要
*オンラインでのライブ配信を行う予定です(アーカイブ配信はなし)
美術暗 サタデーレクチャー
「河田小龍の絵画作品の変遷一変転する時代の視覚」
小龍の作風の変遷から、幕末維新期の視覚文化を読み解きます。
日程:11月23日(土・祝)10:30~12:00
会場:高知県立美術館1階 講義室
講師:中谷有里(高知県立美術館主任学芸員)
*参加無料・事前申込不要
美術館 ティーチャーズウィーク (美術館のみ・要予約)
高知県内の教職員の方 (図工・美術以外を含む)は美術館の小龍展およびコレクション展を無料でご覧いただけます。
日程:11月11日(月)~17日(日) [要予約]
申込:11月4日(月)までに、県立美術館まで電話(088-866-8000)でお申込ください。
会場情報
登録日:2024年4月10日