ID:75749

オンライン展覧会

Online Exhibition

折元立身

生活を感じる、おもしろい作品が生まれた。1946-2024

会場

川崎市市民ミュージアム

Kawasaki City Museum

会期

2024年3月1日(金)10:00~2024年3月29日(金)15:00

本展は川崎市市民ミュージアムWebサイト内「the 3rd Area of “C”―3つめのミュージアム―」でご覧いただけます。

展覧会概要

オンライン展覧会 折元立身 オリモトタツミ 生活を感じる、おもしろい作品が生まれた。1946-2024

Online Exhibition

折元立身は川崎市在住の現代美術家です。アーティストを志して渡ったニューヨークでは、棚から落ちて砕け散った破片を繋ぎ合わせて《皿時計》(1971)を制作します。帰国後もパフォーマンスや映像、ドローイングなどの発表を続け、国際的な評価を高めてきました。

半世紀にわたる作家の活動の根底にあるのは、生きることへの自問自答といえるでしょう。かたちあるものはいずれ朽ちて失われる定めにあります。あるいは災禍によって、一瞬で破壊されることもあります。生きることの喜びと苦しみは、誰もが生涯抱き続けなければなりません。折元もまた、コロナ禍を経て、逃れられない運命や自身の老いに向き合い、新たな境地を切り拓いてゆくことになりました。

本展では、新作のパフォーマンス《ラーメンをかぶる》を公開します。災害によって閉ざされ、役割を終えつつある空間に、折元は佇みます。目の前で繰り広げられる暴力的とも思える出来事に、ある人は困惑し、目を背けるかもしれません。しかしそれでもなお、その作品は、この世界に生きてゆくこととは何か?という根源的な問いを、見る者へ投げかけ続けるのです。

主催者
川崎市市民ミュージアム
協賛・協力等
企画/ART-MAMA FOUNDATION
協力/深川雅文(キュレーター/クリティック)、東海大学ティーチングクオリフィケーションセンター、東海大学松前記念館
開催時間
10:00 ~ 15:00
観覧料
無料
展覧会ホームページ
https://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/29200/
展覧会問合わせ先
川崎市市民ミュージアム
TEL 044-712-2800(土日祝を除く8:30~17:15)
FAX 044-712-2804
25museum@city.kawasaki.jp

イベント情報

●関連イベント [視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ]
目の見える人と見えない人が一緒に展覧会の作品を鑑賞するワークショップを、オンライン形式で開催します。本展出品作品を数点取り上げ、参加者全員とナビゲーターが気づいた点や気になったところを話しながら鑑賞します。
※ナビゲーターおよび職員による詳しい作品解説は行いません。
日時:2024年3月20日 (水・祝) 14:00~16:00
開催方法: オンライン (Zoomを使用したグループ鑑賞)
対象: 障害の有無に関わらず、どなたでも ※Zoom が使用できる方
定員:7名(保護者や介護者との参加可、申込時に備考欄にご記入ください)
参加費:無料(通信にかかる費用は参加者負担)
申込方法: Webページの申込フォームから・事前申込制
申込期間:2024年2月26日 (月) 10:00~3月11日(月)16:00
※申込多数の場合は抽選、当選者のみに3月14日(木)までにメールで連絡
協力:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ

※当イベントは内容が変更になります。詳細はWebページを御覧ください。

会場情報

川崎市市民ミュージアム カワサキシシミンミュージアム

Kawasaki City Museum

会場住所
〒211-0052
川崎市中原区等々力1-2
ホームページ
https://www.kawasaki-museum.jp/
更新日:2024年2月21日
登録日:2024年2月21日