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松本峻介を支えつづけた友人―畑山昇麓コレクション展
―萬鉄五郎記念美術館所蔵品を中心に
会場
町立久万美術館
KUMA Museum of Art
会期
2004年10月9日(土) ~ 2004年12月15日(水)
展覧会概要
松本峻介を支えつづけた友人―畑山昇麓コレクション展 マツモトシュンスケヲササエツヅケタユウジン ハタケヤマショウロクコレクションテン ―萬鉄五郎記念美術館所蔵品を中心に
畑山昇麓は、松本竣介の中学時代からの友人で、画家となった竣介を慕い、支え続けた人物。彼は、竣介の作品はもとより、日本近代美術を中心に、独自の鑑識眼により収集しつづけたコレクターでもあった。その一部は、1967年神奈川県立近代美術館の松本竣介展示コーナー開設に際し、竣介作品を寄贈。75年には、岩手県に竣介作品が収蔵され、現在、岩手県立美術館の松本竣介コレクションの重要な作品群の一つとして加えられている。そして、86年には岩手県東和町の萬鉄五郎記念美術館に、竣介はじめ多くの個性派の美術作品が寄託された。
このように、単に美術愛好家に留まらず、竣介亡きあとも彼の顕彰のために惜しまない助力を重ねてきた。
このたび、萬鉄五郎記念美術館所蔵作品に、各美術館に収蔵されている旧所蔵作品を加え、松本竣介との交友から始まった畑山昇麓のコレクションを紹介すると同時に、独自の眼で収集されたコレクションに一貫して流れる彼の美術に対する視線をあらためて見つめ直したい。
本展は、との交換展で、四国・久万美術館の井部コレクションと、東北・萬鉄五郎記念美術館という遠隔地の美術館が持つ、お互いのコレクションを交換展示する、地方の小規模美術館の交流企画でもある。
<出品作家>
松本竣介、野田英夫、藤田嗣治、国吉康雄、佐伯祐三、永瀬義郎、麻生三郎、澤田哲郎、高橋忠弥、田中阿喜良、関野準一郎、海老原喜之助、小野忠重、鶴岡政男、駒井哲郎、吹田文明、香月泰男、相笠昌義、池田龍雄、深沢幸雄、村井正誠、一原有徳、菅井?汲、野田哲也、高松次郎、他 (※期間の前半後半で、一部作品の展示替えを行います。)
- 主催者
- 町立久万美術館 久万高原町
財団法人愛媛県市町村振興協会??愛媛新聞社 - 休催日
- 月曜日、10月12日(火)、11月4日(木)?11月24日(水) ※10月11日(祝)、11月3日(祝)、11月23日(祝)は開館
- 観覧料
- 一般700(500)円/高大生500(400)円/小中生400(300)円?()内は20名以上の団体、高齢・身障・療育各手帳提示の際等の割引料金
- 展覧会ホームページ
- http://www.kumakogen.jp/culture/muse/
- 展覧会問合わせ先
- 0892-21-2881
会場情報
町立久万美術館 チョウリツクマビジュツカン
KUMA Museum of Art
- 会場住所
-
〒791-1205
上浮穴郡久万高原町菅生2番耕地1442-7 - ホームページ
- http://www.kumakogen.jp/culture/muse/
登録日:1999年3月31日