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坂本直行展 SAKAMOTO Naoyuki Retrospective
~直行さんの足あと~
会場
北海道立帯広美術館 主展示室
Hokkaido Obihiro Museum of Art
会期
2024年2月10日(土)~3月10日(日)
展覧会概要
坂本直行展 サカモトナオユキテン ~直行さんの足あと~
SAKAMOTO Naoyuki Retrospective
「直行(ちょっこう)さん」と呼び親しまれている画家坂本直行(1906-1982)は、1930(昭和5)年24歳の時、北海道十勝地域の広尾村(現広尾町)で牧場生活を始め、1936(昭和11)年に入植。約30年にわたり厳しい自然と向き合いながら農業を営みました。原野の開拓は並々ならぬ労働を余儀なくしましたが、その過酷さを原動力とするかのごとく、直行は身近な山々や草花の絵を精力的に描き、また、原野での暮らしの現実を、時にシリアスに、時にユーモアを交えて文章にしたためました。なかでも、農作業の合間にスケッチを重ねた「北海道で一番美しい」日高山脈への想いはひときわ強く、その壮大な山容をおさめたパノラマ構図は、直行の代表的画題となりました。
本展では、山登りや草花が大好きだった青年期の作品から、日高山脈ほか北海道各地の山々と草花を描いた油彩や水彩、農業に終止符を打った後のネパールやカナダへのスケッチ旅行の成果まで、直行の驚くべき健脚の足あとを、約120点の作品と多彩な資料によってたどります。セガンティーニの風景画への憧れや、八雲町の彫刻家柴崎重行との交友など、画家直行の横顔にも迫り、その骨太な生き方に裏付けられた作品の魅力を探ります。
- 主催者
- 北海道立帯広美術館
- 協賛・協力等
- 協賛:株式会社ズコーシャ、FLOWMOTION cafe and gallery
助成:公益財団法人ポーラ美術振興財団 - 休催日
- 月曜日(2/12は開館)、2/13(火)
- 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後5時
- (入場は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般800(640)円、大学生500(400)円
- *( )内は10名以上の団体、前売、リピーター、相互割引料金。
*前売券は2月9日(金)まで、当館にて販売しております。
*リピーター割引として、当館または他の道立美術館・釧路芸術館で開催された特別展のチケット半券のご提示により、本特別展を割引料金でご覧いただけます。
*相互割引として、神田日勝記念美術館のチケット半券のご提示により、本特別展を割引料金でご覧いただけます。
(上記二つの割引については、1枚につき1名様限り有効。有効期限はチケット裏面に記載。)
*学校の教育活動でご利用される方、障害者手帳をお持ちの方などは無料。
*コレクション・ギャラリーとの共通料金:一般930(850)円、大学生560(510)円。
( )内は10名以上の団体の割引料金。
帯広美術館ボランティア
「しらかばの会」無料招待事業
小・中・高校生は、どなたでも無料です
小中生(200円)、高校生(400円)の観覧料は、帯広美術館ボランティア「しらかばの会」が負担します。 - 展覧会ホームページ
- https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/obj/exhibition/program/144
イベント情報
◆美術講演会
日時:2月10日(土)14:00~(90分)
講師:伊藤健次氏(写真家)
演題:「北の山、原野、直行さんのこと」
会場:当館講堂(聴講無料、60席)
◆特別展セミナー
日時:2月11日(日)、2月23日(金・祝)14:00~(60分)
講師:齊藤千鶴子(当館学芸課長)
演題:「直行さんの筆あと」
会場:当館講堂(聴講無料、60席)
◆ギャラリー・ツアー
日時:2月12日(月・祝)、2月24日(土)14:00~(30分)
進行:齊藤千鶴子(当館学芸課長)
会場:主展示室(要観覧券)
会場情報
北海道立帯広美術館 ホッカイドウリツオビヒロビジュツカン
Hokkaido Obihiro Museum of Art
- 会場住所
-
〒080-0846
帯広市緑ケ丘2 緑ヶ丘公園 - ホームページ
- https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/obj
登録日:2024年1月24日