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オチ・オサム展 Ochi Osamu

会場

福岡市美術館 近現代美術室A・B

Fukuoka Art Museum

会期

2024年1月24日[水]ー3月24日[日]

展覧会概要

オチ・オサム展 オチ・オサムテン

Ochi Osamu

「大きなものにも魂は一つ。
小さなものにも魂は一つ。
小さなものの魂を描きたい。」
毎日新聞夕刊1980年11月1日付「展示作品で抗議」より引用

オチ・オサム(1936-2015)は、福岡市を拠点とする前衛美術グループ「九州派」の中心メンバーとして謎めいたオブジェ作品を発表し、晩年まで孤高の存在として内から湧き出るビジョンを表現し続けた作家です。
「九州派」時代のオチは、アスファルトなど身近な事物を絵画やオブジェの素材とした作品制作を先導し、生活に根差し表現するという姿勢を体現しました。1960年代後半からはヒッピー文化に刺激され、絵画制作に集中して取り組みます。この頃登場する、小宇宙のような空間に浮かぶ球体はオチの代名詞となり、2015年に没するまで大小とりどりの球体を描き続けました。
オチの活動を貫くのが、生活と制作が一続きであるという態度です。自宅では膨大な数のドローイングやコラージュを制作し、あふれる創作意欲で日々新たな表現を試みていました。
美術館初の回顧展となる今回、オチが残した作品等の調査に基づき、これまで十分に光の当たらなかったオチ・オサムの全貌をご覧いただきます。

主催者
福岡市美術館
協賛・協力等
協力=オチ・オサム事務所
助成=公益財団法人 花王芸術・科学財団、公益財団法人 福岡文化財団
休催日
月曜日(2月12日[月・祝]は開館し、翌13日[火]は休館)
開催時間
9時30分 ~ 17時30分
(入館は17時まで)
観覧料
一般200円(150円)/高大生150円(100円)/中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金。下記の方は無料でご観覧いただけます。展示室入口にて証明書等をご提示ください。
○身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害者手帳「ミライロID」をご持参の方、およびその介護者1名〇特定医療費(指定難病)受給者証・特定疾患医療受給者証〇先天性血液凝固因子障害等医療受給者証・小児慢性特定疾病医療受給者証をご持参の方〇福岡市、北九州市、熊本市、鹿児島市在住の65歳以上の方〇wa+club(わたすクラブ)会員
展覧会ホームページ
https://www.fukuoka-art-museum.jp/exhibition/ochi_osamu/

イベント情報

※すべて聴講無料

①つきなみ講座
講師=忠あゆみ(本展担当学芸員)
日時=2月10日[土]15:00-16:00(開場は30分前)
会場=1階ミュージアムホール
定員=180名(先着順)

②ギャラリートーク
講師=忠あゆみ(本展担当学芸員)
日時=2月17日[土]14:00-14:40
会場=近現代美術室A・B

③記念講演会
「オチ・オサムの作品《出口ナシ》をめぐって」
講師=藤井亜紀(東京都現代美術館学芸員)
日時=2月24日[土]14:00-15:30(開場は30分前)
会場=1階ミュージアムホール
定員=180名(先着順)

④記念講演会
「宇宙(そら)に昇った画家を語る」
講師=深野治(元フクニチ新聞記者、『西日本文化』編集長)
日時=3月3日[土]14:00-15:30(開場は30分前)
会場=1階ミュージアムホール
定員=180名(先着順)

会場情報

福岡市美術館 フクオカシビジュツカン

Fukuoka Art Museum

会場住所
〒810-0051
福岡市中央区大濠公園1-6
ホームページ
http://www.fukuoka-art-museum.jp/
更新日:2024年1月17日
登録日:2024年1月17日