ID:7523

現代フランスナイーブ派絵画展

ファンタジーとメルヘン―優しく幻想的な《素朴画》の世界

会場

周南市美術博物館

Shunan City Museum of Art and History

会期

2004年11月12日(金) ~ 2005年1月10日(月)

展覧会概要

現代フランスナイーブ派絵画展 ゲンダイブランスナイーブハカイガテン ファンタジーとメルヘン―優しく幻想的な《素朴画》の世界

ナイーブ派《素朴派》の絵画とは、伝統的な理論や技法によらず作者の思うままに描いた絵のことです。自分の眼で見た世界をまるで子供のように「素朴に」描くことから呼ばれるようになりました。
アンリ・ルソー(1844~1910)は、パリ市の税関吏をつとめながら休日には絵を描く日曜画家でした。彼の作品に注目したのが、画家ピカソ、詩人アポリネール、そして美術コレクターであり批評家でもあったヴィルヘルム・ウーデでした。彼によって美術の一領域としてのナイーブ派が認められました。ウーデはまた、セラフィーヌ・ルイ、カミーユ・ボンボワ、ルイ・ヴィヴァンらを見つけ出し、彼らを「聖なる心の画家」と呼んだのです。その後、ナイーブ派の絵画は世界各地で描かれるようになりました。
ナイーブ派の画家は、身近な風景や生活、物語や寓話、幻想的な世界を心の思うままに描きます。本展では、ルソー以来の伝統を受け継いだフランス・ナイーブ派協会に属する画家29名の作品85点を紹介します。これらの作品全てから、彼らの「描く喜び」が伝わってくることでしょう。

主催者
周南市美術博物館、毎日新聞社、TYSテレビ山口
休催日
月曜日(ただし1月10日は開館)、年末年始(12月29日~1月3日)
観覧料
一般800円(700円)/高大生500円(400円)/中学生以下無料
( )は前売および団体(20人以上)
展覧会ホームページ
http://s-bunka.jp/bihaku/
展覧会問合わせ先
Tel.0834-22-8880 Fax.0834-22-8886

会場情報

周南市美術博物館 シュウナンシビジュツハクブツカン

Shunan City Museum of Art and History

会場住所
〒745-0006
周南市花畠町10-16
ホームページ
http://s-bunka.jp/bihaku/
更新日:2010年10月27日
登録日:1999年3月31日