ID:74936

企画展

レアリスムの視線 The Réalisme Gaze

― 戦後具象美術と抽象美術

- Postwar Figurative and Abstract Art

会場

岡崎市美術博物館

Mindscape Museum

会期

2024 1.27 sat ― 3.17 sun

展覧会概要

企画展 レアリスムの視線 レアリスムノシセン ― 戦後具象美術と抽象美術

The Réalisme Gaze - Postwar Figurative and Abstract Art

美術用語としての「レアリスム(仏)」あるいは「リアリズム(英)」という言葉は、日本語ではしばしば「写実主義」と訳されてきました。しかし、レアリスムは必ずしも具象表現だけを指すのではなく、「現実」を追求する作家の制作態度、内側の芸術性を追求していく抽象表現も含まれるのです。
本展は、この「レアリスム」というキーワードから戦後の具象・抽象美術を読み解くものです。具象美術ではベルナール・ビュフェらが参加した「オム・テモワン(時代の証人者)」というグループや、それと同時代にフランス・パリで開催された「時代の証人画家展」というピカソや藤田嗣治らも参加した展覧会に焦点を当てます。抽象美術では非定形を志向した前衛芸術運動「アンフォルメル」と、この運動の提唱者であるミシェル・タピエと交流のあった「具体美術協会」を取り上げるとともに、抽象表現主義の画家に影響を与えた「シュルレアリスム」を紹介します。また、欧米の美術運動に影響を受けつつも、独自に発展してきた日本の様相を概観していきます。
戦争を経験し、あるいは復興へと向かう激動の時代を生きた芸術家たちによって描かれた様々な「現実」を是非当館でお楽しみください。

主催者
岡崎市美術博物館、中日新聞社
休催日
毎週月曜日、2月13 日(火) ※ただし、2月12 日(月・祝)は開館
開催時間
10:00 ~ 17:00
(入場は16:30まで)
観覧料
一般[高校生以上]1,200円(1,100円)、小中学生600円(550円)
※展覧会限定フリーパス「Limi‐pass(リミパス)」は1,800円
※( )内は各種割引および20名以上の団体料金
※未就学児は無料
※岡崎市在住・在学の小中学生は無料(証明書類をご提示いただく場合があります)
※各種障がい者手帳の交付を受けている方およびその介助者1名は無料
展覧会ホームページ
https://www.city.okazaki.lg.jp/museum/exhibition/openexhibition/p039599.html

イベント情報

◎講演会 (要事前申込)
「1950年代の美術 ―線描絵画とアンフォルメルを中心に」
講師|尾﨑信一郎氏(鳥取県立美術館整備局 美術振興監)
日時|2月18日(日) 14:00~15:30
定員|50人 ※1度の申込みは2人まで。
申込者以外の参加不可。応募多数の場合は抽選。
場所|当館1階セミナールーム
参加費|無料 申込締切|2月2日(金)必着

◎トークサロン @YOUR TABLE (要事前申込)
展覧会や作品について担当学芸員と気軽にお話しませんか?
日時|2月22日(木) 15:30~16:30
定員|10人 ※1度の申込みは2人まで。
申込者以外の参加不可。応募多数の場合は抽選。
場所|館内レストランYOUR TABLE
参加費|1人2,000円(ワンドリンク+ケーキ付)
申込締切|2月2日(金)必着

◎ギャラリートーク
日時|2月12日(月・祝)、3月9日(土)各日とも14:00~15:00
場所|当館1階展示室(開始時刻までに展示室入口前にお集まりください)
担当|当館学芸員
参加費|無料 ※ただし、当日の観覧チケットが必要です。

申込方法 ※講演会・トークサロン共通
●あいち電子申請(ネット申込)は当館HPから
●はがきでの申し込み
はがき裏面に①参加を希望するイベント名 ②参加者全員の郵便番号・住所・氏名・年齢(学年)・電話番号を明記の上、お申込みください。
※はがき1枚につき申込は1件まで。1度の申込みは2人まで。
申込締切|講演会・トークサロン共に2月2日(金)まで
申込先|〒444-0002 岡崎市高隆寺町峠1 岡崎中央総合公園内
岡崎市美術博物館「レアリスム展」イベント係

会場情報

岡崎市美術博物館 オカザキシビジュツハクブツカン(マインドスケープ・ミュージアム)

Mindscape Museum

会場住所
〒444-0002
岡崎市高隆寺町峠1 岡崎中央総合公園内
ホームページ
https://www.city.okazaki.lg.jp/museum/index.html
更新日:2024年1月31日
登録日:2023年11月1日