ID:74492

2023年度 早稲田大学・美濃加茂市 文化交流事業 共催展

生誕150年 津田左右吉と藝術 -心を寄せた美術・音楽・演劇の世界- Tsuda Sokichi and Art

会場

美濃加茂市民ミュージアム 企画展示室

Minokamo City Museum

会期

2023年(令和5年)9月16日(土曜日)~10月22日(日曜日)

展覧会概要

2023年度 早稲田大学・美濃加茂市 文化交流事業 共催展 生誕150年 津田左右吉と藝術 -心を寄せた美術・音楽・演劇の世界- セイタン150ネン ツダソウキチトゲイジュツ -ココロヲヨセタビジュツ・オンガク・エンゲキノセカイ-

Tsuda Sokichi and Art

美濃加茂市下米田町に生まれた学者・津田左右吉(1873~1961年)は、名古屋を経て上京し、東京専門学校(現早稲田大学)に学びました。卒業後は関東地域で教員として働きながら歴史の調査研究を推し進め、思想や文学など幅白い分野にわたって研究活動を展開し、後世に大きな影響を残しました。
今年は津田左右吉の生誕150年にあたります。今回の展覧会ではこのように広く歴史学者として知られる津田左右吉の人物像に焦点をあてます。
明治時代に津田が書いた日記や大正から昭和初期にかけて書いた日信を読むと、津田が研究や執筆活動の傍らで、しばしば展覧会や音楽会、劇場へと出向き、藝術に親しんでいたと分かります。白馬会などの新しい美術団体の展覧会、和洋の音楽を聞くことができた明治音楽会、坪内逍遙の率いる文芸協会の演劇など、津田は各時代の新しい藝術の動向に関心を持ちました。そしていつどこで何を見て、どう感じたのかを日記に書き、また当時の雑誌にも音楽概論、劇評、美術論などの記事を書いています。
数多くの洋書が並ぶ津田の書斎には、美術・音楽・演劇に関する芸術論集や画集も含まれ、曽宮一念の絵画、ロダンの彫刻の写真などが飾られていました。津田は学問の場の在り方について「日信」(1927年2月25日)に「僕は学問と藝術を結び付けて、そこから理屈と情味との抱き合った気分を作り出したいと考えている」と書き記しました。
本展では津田の日記や文章を手掛かりにして、津田が見聞きしたもの、心を動かされた藝術を明らかにしていきます。そして、津田左右吉の美的な感性を探ります。
この展覧会は津田左右吉に縁の深い早稲田大学と美濃加茂市の共催事業として開催し、美濃加茂市民ミュージアムでの開催後、早稲田大学歴史館を巡回します。

主催者
早稲田大学文化推進部文化企画課・美濃加茂市民ミュージアム
協賛・協力等
協力 津田左右吉博士顕彰会
休催日
月曜日(ただし祝日の場合は開館し、直後の平日休館)
9月19日(火)、25日(月)、10月2日(月)、10日(火)、16日(月)
開催時間
午前9時 ~ 午後5時
観覧料
無料
巡回等情報
■早稲田大学歴史館への巡回展示
会期 2023年(令和5年)11月18日(土曜日)~12月17日(日曜日)
休館日 水曜日
時間 午前10時~午後5時
観覧料 無料
会場 早稲田大学 歴史館 企画展示室
問い合わせ 〒169-8050東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田キャンパス1号館1階
TEL:03-6380-2891(月~金)10:00~17:00 E-mail:reki@list.waseda.jp
展覧会ホームページ
http://www.forest.minokamo.gifu.jp/tenrankai/2023/2023_08.cfm

イベント情報

<関連企画>
■ミュージアム・トーク
内容 当館学芸員が展示室をご案内します。
期日 2023年(令和5年)9月17日(日曜日)、10月14日(土曜日)
時間 ①午前10時~11時 ②午後1時30分~2時30分
会場 美濃加茂市民ミュージアム 企画展示室
参加料 無料
申込方法 事前のお申し込みは不要です。当日、会場にご参集ください。

■津田左右吉の「言葉」を読む
内容 津田の日記と日信をみのかも声のドラマの会のメンバーが朗読します。
期日 2023年(令和5年)10月1日(日曜日)
時間 午後2時~3時
会場 美濃加茂市民ミュージアム 緑のホール
参加料 無料
申込方法 事前のお申し込みは不要です。当日、会場にご参集ください。

会場情報

美濃加茂市民ミュージアム ミノカモシミンミュージアム

Minokamo City Museum

会場住所
〒505-0004
美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299-1
ホームページ
http://www.forest.minokamo.gifu.jp/
更新日:2024年10月22日
登録日:2023年9月13日