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北陸工芸の祭典 GO FOR KOGEI 2023
Go for Kogei 2023 Hokuriku Crafts Festival
物質的想像力と物語の縁起―マテリアル、データ、ファンタジー Material Imagination and Etiological Narrative―Material, Data, Fantasy
会場
富山県富山市富岩運河(ふがんうんが)沿い (環水[かんすい]公園エリア、中島閘門[なかじまこうもん]エリア、岩瀬エリア)
会期
2023年9月15日(金)ー10月29日(日)
展覧会概要
北陸工芸の祭典 GO FOR KOGEI 2023 物質的想像力と物語の縁起―マテリアル、データ、ファンタジー ブッシツテキソウゾウリョクトモノガタリノエンギ―マテリアル、データ、ファンタジー
Go for Kogei 2023 Hokuriku Crafts Festival Material Imagination and Etiological Narrative―Material, Data, Fantasy
展覧会タイトルの「物質的想像力」とは、フランスの科学哲学者、ガストン・バシュラール(1884-1962)の著書『水と夢:物質的想像力試論』の中で物質(マテリアル)を詩学的な視点から論じる際に使われた用語です。人間の心理や文化における水の象徴的な意味を探求する哲学書である本著の中で、バシュラールは主観的認識から幻想性や独創性を取り上げ、多くの人々が深層で共有するイメージの問題として、物質をきっかけにする想像力について論じています。この「物質的想像力」という言葉をもとに、詩学としての芸術について、あるいは個の表現について考察していきます。こういった視点が作品上で成り立つためには、作者の生の反映として作品を捉え、またその制作を個々の物語を紡ぐ行為として捉えていく必要があります。タイトルにある「縁起」とは、作者のそのような行為であり、それを突き動かす「何か」です。それはまったく個人的であると同時に世界的でもある、名状し難い「何ものか」なのです。本展は、富山市の中心部から富山湾まで約5kmに渡る富岩運河沿いにある3つのエリアを船で辿りながら鑑賞します。環水公園や美術館、中島閘門、伝統的な街並みなどで工芸、現代アート、アール・ブリュットを跨ぐアーティスト26名を紹介します。水は多くの文化で生命、清浄さ、創造性、変容、無意識などの象徴として認識されています。「物質的想像力」と「水」という概念を頼りに作品を訪ね、内面と目前の外界と関わり、空想と現実の空間が象徴するさまざまな意味を感知する―この展覧会がそのための夢見る世界への扉となるでしょう。
- 主催者
- 認定NPO法人趣都金澤、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
- 協賛・協力等
- 共催|富山県、富山市、(公財)富山県文化振興財団
協力|富山県美術館、富山交通株式会社、酒商 田尻本店、北陸銀行岩瀬支店、樂翠亭美術館、株式会社桝田酒造店
連携|市場街、KOGEI Art Fair Kanazawa、ガラスフェスタ、KUTANism、千年未来工藝祭、富山市ガラス美術館、ブールバールエリアマネジメント富山、RENEW
後援|JR西日本、富山経済同友会、富山商工会議所
委託|令和5年度日本博2.0事業(委託型) - 休催日
- 樂翠亭(らくすいてい)美術館(水曜)、富山県美術館(水曜、9月19日)、KOBO Brew Pub(火曜)、ほか会期中無休
- 開催時間
- 10:00 ~ 16:30
- (入場16:00まで)
- 観覧料
- チケット(ガイドブック付き)
●一般2,500円(前売り券2,000円) ●高校生1,500円(前売り券1,000円) - [オンライン購入]GO FOR KOGEI 2023 Webサイト
[会場購入]樂翠亭美術館(水曜休)、電タク、桝田酒造店 満寿泉 ※会期中のみ
チケット1枚につきお一人様限り、全ての有料会場に1回のみ入場可能です。障害者手帳をお持ちの方と同伴者1名様、中学生以下は無料です。前売り券はオンライン購入のみの取り扱いです。オンライン購入の方は、樂翠亭美術館、電タク、桝田酒造店 満寿泉のいずれかへお越しください。チケット購入後の返金はできません。 - 展覧会ホームページ
- https://goforkogei.com/
会場情報
富山県富山市富岩運河(ふがんうんが)沿い
登録日:2023年8月2日