ID:73954
杉浦非水の大切なもの
初公開・知られざる戦争疎開資料
新発見の原画を含む厳選した約三〇〇点
会場
川越市立美術館 企画展示室
KAWAGOE CITY ART MUSEUM
会期
2023年7月8日(土)-9月3日(日)
展覧会概要
杉浦非水の大切なもの スギウラヒスイノタイセツナモノ 初公開・知られざる戦争疎開資料
日本におけるグラフィックデザインの草創期に第一線で活躍した図案家・杉浦非水(1876-1965)。
三越の看板デザイナーとしての仕事を皮切りに、ポスター、雑誌表紙、装丁など、時代やクライアントのニーズを敏感に察知しつつ多彩な展開を見せた非水のデザインは、印刷という新興メディアをとおして当時の社会に浸透し、現在もなお高い評価を得ています。
非水の妻は、川越の有力な商家岩﨑家出身の歌人・杉浦翠子(1885-1960)です。実は、第二次世界大戦の戦況が一層深刻化した1944年(昭和19)、非水は岩﨑家に自身の仕事である膨大なグラフィック作品群を疎開させていました。
そしてその一部は今日まで岩﨑家の人々によって人知れず守り伝えられてきました。
本展では、新発見の『非水百花譜』原画をはじめ、ポスターや雑誌表紙といった非水図案の印刷物、図案集、若干の書簡類や写真類など、1000点以上に及ぶ非水の戦争疎開資料のなかから、
厳選した約300点を初公開します。モダンでスタイリッシュな非水図案の世界をどうぞお楽しみください。
- 主催者
- 川越市
- 協賛・協力等
- [助成]芸術文化振興基金
[後援]朝日新聞さいたま総局、産経新聞さいたま総局、時事通信社さいたま支局、東京新聞さいたま支局、日本経済新聞社さいたま支局、毎日新聞埼玉西支局、読売新聞さいたま支局、NHKさいたま放送局、J:COM東上・川越、テレ玉、FM NACK5 - 休催日
- 月曜日(ただし7月17日は開館)、7月18日(火)
- 開催時間
- 午前9時 ~ 午後5時
- (入場は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般600(480)円 大高生300(240)円 中学生以下無料
- *( )内は20名以上の団体料金 *身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をご持参の方、及びその介護者1名は無料 *「川越きものの日」にちなみ毎月8、18、28日に着物で来館された方は団体料金でご覧いただけます
- 展覧会ホームページ
- https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/tokubetutenji/toku-index.html
イベント情報
1 講演会「杉浦非水 モダンデザインの先駆者」
講師=長井健(愛媛県美術館専門学芸員)
日時=7月30日(日) 午後2時~3時30分
会場=川越市立美術館・アートホール 定員=60人(先着)
申込=7月1日(土)午前9時から、電話またはFAXにて当館まで
2 「学芸員による展示解説」
日時=①7月22日(土)午後2時~
②8月27日(日)午後2時~(手話通訳付き)
会場=川越市立美術館企画展示室
申込不要。観覧券をご用意のうえ、当日直接会場へお集まりください
3 オープニングイベント「非水図案を探して缶バッジを作ろう」
日時=7月8日(土)午後1時~4時
参加費=特別展観覧券+100円(材料費)
申込不要。当日エントランスへお越しください。
4 ワークショップ「非水図案のペタペタ焼きを作ろう」
日時=7月16日(日)午前10時~正午/午後2時~4時
7月17日(月・祝)午前10時~正午/午後2時~4時
8月5日(土)午前10時~正午/午後2時~4時
8月13日(日)午前10時~正午/午後2時~4時
8月19日(土)午前10時~正午/午後2時~4時
会場=川越市立美術館・アートホール 参加費=700円(材料費)
定員=各回20人(先着) 当日各回1時間前に整理券を配布します。
会場情報
川越市立美術館 カワゴエシリツビジュツカン
KAWAGOE CITY ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒350-0053
川越市郭町2-30-1 - ホームページ
- https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/
登録日:2023年6月28日