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令和五年度 春の特別展

武者小路実篤の一九二三年 Mushakoji Saneatsu in 1923

会場

調布市武者小路実篤記念館

会期

2023.4.29Sat.-6.11Sun.

■都合により、展示内容・会期等が変更となる場合がありますので、実篤記念館までお問い合わせください。

展覧会概要

令和五年度 春の特別展 武者小路実篤の一九二三年 ムシャコウジサネアツノ一九二三ネン

Mushakoji Saneatsu in 1923

今から一〇〇年前の一九二三(大正十二)年、武者小路実篤(一八八五―一九七六)は宮崎県児湯郡木城村の新しき村で生活しながら、『白 樺』をはじめとした雑誌や新聞への寄稿、連載、単行本や全集の刊行、戯曲の舞台化、村での出版事業など、多岐にわたる活動に励んでいました。また私生活では、新しき村の創設を支えた房子とのすれ違い、実篤を献身的に支える安子への募る思いと、二人の女性の間で揺れ動く自らの心と対峙します。そして、年末には安子との間に待望の子どもが誕生し、父となりました。
一方、この年、尊敬する友人で白樺同人でもある有島武郎が自死し、また、東京と神奈川を中心に甚大な被害をもたらした関東大震災が発生します。禍福ある一年を実篤はどう過ごし、何を思ったのか。その活動を振り返るとともに日記や書簡から心の内を読み解き、一〇〇年前の「実篤の今日」を見つめます。

休催日
*月曜休館
開催時間
午前九時 ~ 午後五時
観覧料
大人 二〇〇円、小・中学生 一〇〇円

イベント情報

5.20(土) [講演会]
「関東大震災と武者小路実篤」
1923年9月1日11時58分に発生した関東大震災は、10万人以上の犠牲を出した国内最悪の自然災害と言われます。巨大地震を体験した里見弴、高村光太郎、地震の知らせを聞いて東京へ駆けつけた志賀直哉、そして武者小路実篤。白樺同人が書き残した文章から、彼らが見た関東大震災を探ります。
[講師]石井正己 氏(日本文学研究者)
東京学芸大学名誉教授。著書に『文豪たちの関東大震災体験記』(小学館)、『感染症文学論序説』(河出書房新社)、『震災は語り継げるか』(三弥井書店)などがある。
[時間]午後1時30分-3時
[会場]調布市武者小路実篤記念館
[定員]8名
[参加費]無料
[申込み]5月9日(火)必着
*会場参加に加えオンライン配信も行います。下記方法でお申込みください。

申込み方法
会場参加
往復葉書の往信面に ①講座名、②応募者全員の氏名(1枚で2名まで)、③年齢(任意)、④郵便番号、⑤住所、⑥電話番号、返信面にご自身の宛先を明記の上、締切日必着で実篤記念館までお送りください。詳しくは当館ホームページをご覧ください。

配信視聴
オンライン配信はライブ(生配信)のみ。4月1日(土)午前9時から5月12日(金)午後5時まで当館ホームページに専用の申込みフォームを開設します。応募直後に「申込み完了メール」が自動送信されますので「@mushakoji.org」からのメールが受け取れるように設定してください。

5.19(金)、6.4(日)
展示解説
[時間]午後1時30分- *45分間程度
[解説]佐藤 杏(本展担当学芸員)
[会場]調布市武者小路実篤記念館・展示室
[申込み]不要。当日、直接会場へ。*入場料のみ

会場情報

調布市武者小路実篤記念館 チョウフシムシャコウジサネアツキネンカン

会場住所
〒182-0003
調布市若葉町1-8-30
ホームページ
https://www.mushakoji.org
更新日:2023年5月31日
登録日:2023年5月31日